See That My Grave Is Kept Clean

告知、というかお知らせです。

9月21日(日)にいつもお世話になっている中古CD店Love Recordsさんで1日店長を、去年に引き続き今年もやることが決定しました。皆さん、是非こぞってお買い物にいらしてください!!

まあ、私がいるから何かお得なことがある、というわけではないのですが、是非遊びにいらしてください。そして勿論お買い物していってください。多分、その頃になるとヤバイ品揃えのものが店頭にガンガンに並んでいるか、と・・・。

BB Kingの「One Kind Favor」を聴く。私は全くブルーズなどというジャンルには明るくないのであるが、彼の音楽ってアーバン・ブルーズ、て奴なのですか、いまいちわからないのだけれども。しかし御年82歳、この新作は何だか凄く格好良い、ということはわかる。T Bone BurnettのプロデュースでJim KeltnerにDr. John、という参加メンバーも、最早彼くらいになってくると豪華なのかそれとも普通のメンバーなのかよくわからないが、そういう面子で作られたアルバムである。ブルーズのスタンダードナンバーも収録され、結構サーヴィス的には贅沢な感じなのであろう。しかし彼の歌声はこんな年齢だなんて感じさせないくらいにどっしりとしていて力強く、それでいて優しげで、そして実に紳士的に感じられたりする。今作では私の好きなナンバーも取り上げられていてそれが今作を聴くきっかけでもあったのだが、想像を上回る(って失礼な話と言えば失礼なのだけれども)充実度でカヴァーだオリジナルだと分け隔てなく、楽しく聴くことができる。全編に渡って彼の「ツッコミ」みたいなギターを聴くことが出来、私のような初心者であっても十分楽しめるブルーズアルバムである。何かブルーズ探求の方面に突入すると、大層しんどい道程になってしまいそうなので、あまり踏み出すのには躊躇するものであるが、こういうアルバムだと俄然もっと聴いてみたいなあ、という気になってくるから危険だ・・・。