As The Morning Light

9月21日(日)にいつもお世話になっている中古CD店Love Recordsさんで1日店長を、去年に引き続き今年もやることが決定しました。皆さん、是非こぞってお買い物にいらしてください!!

ところで、まあ昔からなのだろうけど血液型を盾にして「私○○型なんで」とか言って全て済ませようとしている人間共(とくに女子)には猛烈に殺意を覚えるし、人の血液型聞いておいて「えー全然A型に見えない」とかそういう評価を下す連中(とくに女子)は崖の上から突き落としてやりたい衝動に駆られる。

いつから人間って、自らの努力なしに、生まれついての属性でのみ生きることしかできない生き物になってしまったのか。まあ私が人の血液型に全く興味なく生きていて、且つ何回聞いてもすぐ忘れてしまうような人間だからなのかも知れないが、こと「○○型の人はこういう人」とかいうのは全くわからない。それなのに「私B型女子だから」とか言ってメール返さなかったり勝手なことやったりしているような方々は、早く更正するか出家するかして欲しいものである。

たまには激情に駆られたこのNag3も新鮮ではないか。Sian Alice Groupの「59.59」を聴く。女性ヴォーカル含む新人さんのファーストアルバムである。何でもSpring Heel Jack〜SpiritualizedのJohn Coxon(昔はBetty Booのプロデュースもやってたなあ)とかThe Jesus And Mary ChainのDouglas Hart(Acid Angels名義の激烈なアシッドハウス12インチがいまだに好きだなあ)が絡んでいたり、SpiritualizedのJasonがご執心、とか結構ある世代以上のUKロック好きには猛烈にアピールするエピソード満載なんでご他聞に漏れず聴いているのである。Sian嬢のヴォーカルは、意外なくらいあっさりとした声質で凄くさらりとしていて、実に可愛らしい、と言える感じである。そのお陰でバックではギターが荒れ、シンセが荒れオルガンが荒れ、という状態があったりするのに結構すっきりあっさりと聴けてしまうのであった。メロディは全体的にコード数少なく、淡々と進んでいくのであるが、このヒプノティックな感じは実に面白い。なんか若干クラシカルな要素も感じられて、開かれたMiranda Sex Garden的Suspiriaな(伝わるのかこの喩え)、というかTelstar Poniesのセカンド的Voices From the New Musicな(伝わるのかこの喩え)印象もあってこの時代に於いては実に新鮮である。後はもうちょいがつーんという曲があると良かったかなあ、と思うのだが何だかんだいって今日4回くらい繰り返し繰り返し聴いてしまっているので、既にお気に入り意外の何物でもなかったりするのだった。何かこの後の出方で大化けしそうな予感がひしひしとする、そんなアルバムである。こういうの久々だわー。ちなみに上記リンク日本盤はこのアルバムの後に出たEPがボーナスディスクで付いていてオトクである。私は12インチ既に買ってたんだけどもなあ・・・。