Victor Jara's Hands


フライヤー持ってくるとタダです!!フライヤー発見できなかったら一言言っていただけると何とかなるかも!!

"AOBA NU NOISE" 2008.08.31(sun)@CLUB SHAFT OPEN: 20:00~26:00 ADV:1500yen(2D) / DOOR:2000yen (2D)

LIVE Act : -W-(Waikiki Champions), runny stools, KODA
DJ's : BOW(DA-DA-DA?), DROP, EVOL(Love records), RAMBO

よろしくです!若いモンには負けないです!

昨夜は夕飯食べてちょっとだけ横になったら、伝説的な勢いで朝6時まで寝てしまったので更新できませんでした。凄く寝た。しかし半端な思いのまま寝たので一発で疲労回復!とかそういう展開にならないのが若干口惜しい。

我が愛車は最早9年目に突入し、走行距離も12万キロを越えるなかなかのツワモノぶりを発揮しているのであるが、ちまちまと故障は出てくるものである。

まず電動のドアミラーがおかしくなって、走行中に突然閉じたり、とかそういうことになったのでとりあえず配線を引っこ抜いた。そのままである。また、車の鍵も砕けたので今はスペアキーで開け閉めしているが、それもそのままである。

とかちまちまちまちま色々と起きるものであるが、今度はパワーウィンドウがおかしくなった。どういう風におかしくなったかと言うと、運転席側の窓を閉じても上まで行って跳ね返って下の半端なところで止まる、という状態になった。何すやと思い無理やり上まで閉めてやったらとりあえず閉まったのでよしよし、と思いながら乗っていた。そうしたら、窓が閉まっているのに風が吹き込んでくる。どういうことなのか、と思ってよく見てみると、窓がボディの外側に出て止まっている。お陰で運転席には隙間が出来てそこから風が入ってくるのであった。

色々なことが起こるものである。まさか車の窓が車体の外に出る、とかそういうことになるとは。一旦車を停めて外に出てみれば、窓が思いっきり上の方にせりあがっていて、往年の名車ランボルギーニカウンタックのドアのようになっているのには驚く、というよりは寧ろ呆れて笑ってしまった。いやはや何とも。雨がその日降っていなかったのが不幸中の幸いというかこれまでの日頃の行いが良かったというか全てのツキを使い果たしたというか何と言うか。

しかしそれにしても生活する、ということは予期せぬところで予期せぬことが起き、予期せぬ出費もあるものよのう、と嘆きながらCalexicoの「Carried To Dust」を聴く。約2年ぶりの新作である。それまでの音楽性を若干封印して、シンプルなカントリー〜フォークロック路線に集中した前作Garden Ruinも凄く良かったのだが、どうやら当人達には若干悔いの残る作品だったらしい。いや、あれは滅茶苦茶良いアルバムだったのに、とか思いつつ聴く今作、これが大傑作なのである。前作よりも前までの哀愁漂うマリアッチ風路線と前作のタイトなフォークロック的な音作りが見事に融合してしまって、ありえないほど素晴らしい作品になっている。どちら側に振れても間違いない彼等だっただけに、その両方の路線を折衷してさらに高めているような音作りには最早舌を巻かざるを得ない。ヴォーカル入りが全曲というのは前作と同じなのだけれども、かなり哀感を強調したヴォーカルの魅力は高まり、そして何よりもハードボイルドでメロディアスな路線が復活しているが故に、クオリティが大変に高い。表面的には「サントラ的な」とか形容される音であることに変わりはないのだけれども切羽詰ったようなテンションが尋常ではない。この謎の両立路線は今後も是非続けていってもらいたいものであるが、同じテイストのアルバムを2枚と作らない彼等のこと、また次作では新たな展開を見せてくれるかも知れない、と早くも次作にも期待してしまうような、そんな充実のアルバムである。大体Victor Jaraをテーマに曲作っちゃう連中が悪いアルバムを作ることがあろうか、いやない!