Elevenses

ところで皆さん「あーなんか疲れたなあ。」と実感するのは、身体のどの部分で違和感を感じた時であろうか。

私の場合、足の裏である。これがですね、違和感を感じる、というか足の裏にもう1枚なんか覆いがついているのじゃないか、という感覚になってきたらこれは疲労がたまっている、という証なのである私の場合。

とくに土踏まずの辺りが顕著である。私の場合、土踏まずがない、恐怖偏平足男だったわけだがなんだか最近土踏まず様のものができてきたように思えるわけで、その辺りが辛くなるのである。ということで今もギンギンに足の裏に違和感感じまくりの状態でこうやってキーボードを打っている。

これが結構辛い。痺れる一歩手前の感覚、というとより通りが良いかも知れないのだが要はそういうキワキワな状態に足の裏がなっているわけで、昨夜はすりこぎ状のもので足の裏のツボを刺激しまくってから床に就いたものの、いまだにキワキワの状態は続行中で実に、実に辛い。

これは足裏マッサージ、というかあんま、とかそういう方面にお願いした方が良いのかも知れないのだが、無視を決め込んで自然治癒を待つ、という青い時期はとうに過ぎ去ってしまった私としてはそこら辺の見極めが難しいのである。もう最近は如実に気力はあるのに身体が・・・、という感じで実に遣る瀬無い。

まあとりあえず今日の夜も足裏を刺激しまくってから寝る所存ではあるのだが。いつの間にこういう身体になってしまったものか。些細なことかも知れないのだが、こういうところからもしかしたら「老い」というものは始まっていくのかも知れないので、牙を剥いて抵抗していきたい所存である。

まあ、大袈裟な、と言われればそれまでなのだが。Neil Halsteadの「Oh! Mighty Engine」を聴く。元Slowdive、現Mojave 3の彼のセカンドソロアルバムである。前作も実にステキな作品だったのでそれはそれは愛聴したものであるが、このJack Johnsonのレーベルからリリースになった今作も実に素晴らしい。しかしなるほど、言われてみればJack Johnsonのレーベルから、というのも実に頷ける話ではあるのだなあ、この音楽性は。思ったこともなかったのだが。ということでそういう、所謂日本のCD屋さんとかが好きな流れとしては「サーファー系」の音楽として捉えることも可能な音楽ではある。でも何せスタートがシューゲイザーなわけである。音楽的には結構カラッとはしているし、佇まいもいつの間にか髭なぞたくわえていて(あ、結構前からか)、思いっきり海やら太陽やらが似合う感じではあるもののどうしてもメロディラインやら何やらウェットなわけである。彼の歌声も囁き声が進化したような激ソフトなヴォーカルであるわけで、古からの(悪い)ファンとしてはどうしてもそういうところにグッと来てしまうわけであるが、まあ、それは単なる意固地な拘りのようなものであって、素直に聴くことが肝要、と言われてしまえばその通りなわけなのだけれども。でも変な拘り云々は抜きにしても、実に今の時代に思いっきり大歓迎されそうな爽やかな音楽であることは間違いない。ギターノイズまみれの音楽が大好きな一方で、カントリーにフォークロックやらも大好きな私としては、勿論全部ひっくるめて最高じゃないですか、と言いたいアルバムである。もしかしたらこれから世間的にも大盛り上がり大会になるかも知れないので早目に聴いておいたほうが良いかも、という下世話なことまで言いたくなったりして。