The Lunatic Lover

昨夜のAOBA NikU NOISEは面白すぎた・・・。2周年記念の打ち上げっぽいノリだったが、このイヴェントには天才的に面白すぎる才能を持った人間が多すぎる。肉食ったり演奏したり曲かけたり爆笑したりしてたらあっと言う間であった。

ということで今日も昨日の思い出し笑いをしたり、昼に食べた寿がきやのうどんの湯きり口は6箇所あるのだが、なぜ3箇所+3箇所ではなく、4箇所+2箇所のアシンメトリー状態なのか、とか考えたりしていたら1日が終わっていた。そういうものである、人生。

しかしこのように漫然と過ごしていてはいけない、と思いこうやってNag3に対峙しているわけだが結局のところこうやってグダっと終わっていくのである。人生もこうやって終わりを迎えていくのかと思うとぞっとするのだが、やはりそういうものなのだろうか。とくに私の場合今日職場にCDが届いていたのがJulian CopeとMarc Almondだったりして、中学生の時から全く成長していない。そのように成長も見受けられないままに人生というものは(以下略)。

しかしこのMarc Almond With Michael Cashmoreの「Gabriel & The Lunatic Lover」は素晴らしすぎる。EPなので2曲、12分くらいなのだが物凄く濃密な世界が広がっている。我がアイドルMarc様とCurrent 93にも参加しているMichael CashmoreのコラボレーションでCount Stenbockの詩に曲をつけたものである。アクースティックギターやピアノを主体とした優しい演奏にMarc様の相変わらずのよく伸びる、美声の優しげなヴォーカルが乗っかるわけで、悪いわけがないのだよ!!と思わず思いっきり主観的に大興奮してしまうのであった。とくに事故後のMarc様の活動はマイペース(というかまだ大変みたいだから仕方がないのだが)であるから、こういうリリースの1つ1つが大切に思えるのだが、その思いに思いっきり応えてくれる大傑作である。アルバム1枚聴いたみたいな満足感が得られるEPである。ジャケがアレなので(私的には全然オッケーというか寧ろ燃えるのだが)ちょっと最初引くかも知れないが、それを超えたところで得られる幸福は何にも代えがたいように思える。