Dancing On My Boomerang

tdsgk2008-05-23


昨夜のAOBA NU NOISE X EXTRAにお越しの皆様ありがとうございました。ゲストお二方のライヴやワイキキ(途中までしか見れませんでしたが)等が素晴らしかったのは勿論のこと、2人揃ってブースで大暴れできて、EVOL的にも最高だったなあ。個人的にはMalaria!を自分でかけてもいないのに聴けて楽しかったです。

さて、意外に晩御飯をあっさりと食べてしまうと眠る直前に腹が減ったりする。でもそれを無視して眠って、朝起きてみると意外に空腹感がない、という経験は皆あるのではないだろうか。

そんな感じで普通に軽めの朝食を食べて、あの眠りに就く直前の空腹感は一体何だったんだろうか、とか思いながら仕事に行くと、突如朝9時くらいからいきなりの空腹感に襲われてにっちもさっちもいかなくなったりするものである。鳴りを潜めていたあの悪魔が突如、みたいな感じで大復活するのである。

そうなってくるともうダメである。そういう時に限って早めに昼食を取れるようなチャンスは失われ、もう意識朦朧とした状態でラーメン屋に行ってつけ麺なぞ頼んでしまうわけである。しかも空腹だから、えいやっと大盛りで行ってしまうわけである。

で、昨日そんな感じでつけ麺大盛り頼んだのだが、出てきたブツは果たして強烈な、麺の山+つけ汁、という状態であった。あれは凄かった。空腹だから勿論パクパク食べ始めたのだが、途中で、俺ここで後ろから撃たれたりしたら、この麺の山を赤く染めながら麺に突っ伏して死ぬのかな、とか変な考えが頭をよぎるくらい、そして思わず警戒のために後を振り返るくらいの弩級の量であった。

まあ、美味しかったし、勿論完食したのではあるが、それでもかなりの満腹感でふう、となってもう一度食券の自販機を見てみたら、何と「大盛り」の横に「中盛り」というボタンが・・・。人間、空腹感に急かされて、冷静な判断力を失ってはいけないなあ、と痛感する出来事であった。

Maximum Joyの「Station M.X.J.Y.」を聴く。唯一のアルバムの紙ジャケ、ボートラ付きのCD化である。LPでは最早聴きまくっていたし、数年前にはコンピUnlimited 1979-1983も出ていたし、シングルも全部聴いたしなあ、とか余裕をかましていたら全く聴いたことのないヴァージョンがボートラで入っていたりして侮れない。Glaxo BabiesとThe Pop Groupのメンバーによって結成されたわけであるが、その両バンドの強烈なアクの強さに比べると、とてもすっきりとしているアルバムである。また、同じような経歴のバンドにはPigbagがあり、Rip, Rig And Panicがいるわけだが、Pigbagほど派手にはいかず、R,R&P程はぶっ飛ばず、という感じで実は良い具合でバランスが取れていたバンドなのではないだろうか。それゆえにアルバム1枚とシングル4枚のみの短命だったのが寂しくもあるのだが。ぶっといベースを始め、実にファンキーではあるが、ここにボートラで収められているファーストシングル「Stretch」に見られるような激烈なファンキーさはアルバムには、ない。その代わり成熟していったホワイトファンクの最終形のような、そういう落ち着いた佇まいが印象的である。否、決して大人しいアルバムではないのだが、良くも悪くも、良い具合にまとまったアルバムなのである。だからクオリティは高い。曲も良いし、演奏も良い。だが、何とも小粒な印象は否めないと言えば否めないのである。でもまあ、嫌いにはなれないし、寧ろだからこそ好き、とか言い切ってしまう感じのダメなファンがここにいたりするのである。リマスターのお陰で音も良いし、LPではちょっと計り知れなかった音が聴こえてくる感動もあったりするので、嬉しいCD化である。でも、10年前にはこんなことになるだなんて、想像もしていなかったなあ・・・。