Soul Desert

よろしくお願いします!

MELLOW BEATS meets FREE SOUL 2008.5.16(Fri)@SHAFT open21:00 ADV: \2500(Drink別)DOOR: \3000(Drink別)

Special Guest DJ: 橋本徹(SUBURBIA)、山下洋(WACK WACK RYTHM BAND)
DJ: Bossa★Da (SWINGIN' JACK)、MIWA (3*1)、tdsgk (Harlem Shuffle)、tt(Harlem Shuffle)
SWEETS: Cafe SUNNYDROPS

再来週かあ・・・。早いもんですねえ。よろしく!

ところでにんにくを使った料理が好きなので、よくにんにくは食べるのであるが、今日も今日とて1人の食事はさっくりできるペペロンチーノなのであった。

だからにんにくをひとかけ包丁で叩いて潰してみじん切りにして、といういつものやり方で作っていたのであるが、どうも今回のにんにくはでかい。でかすぎる。今まで使用していたにんにくの2倍くらいの大きさのひとかけなわけである。これは・・・、と思いちょっと見てみたら同居人は何やら青森産のを買ってきていたらしく、なるほどこんなことになっているのか。

今まで私が使っていたのは中国産のばかりだったので、まあまあ小ぶりなサイズでにんにくであることに変わりはないのだけれども、これと比すると、どうも見劣りするなあ、というのが正直な感想である。別に中国産をバッシングしようというのではない。そういうのは右翼の奴等とか右翼の都知事とか右翼の某新聞にお任せしておけば良い。そうではなく、同じにんにくでもこんなに違うのか、としみじみ感じたである。

で、しかも味が違うのである。何だか味音痴がわあわあ騒いでるみたいな感じになってきて何だかアレなのだが、甘いのである。にんにくの風味はしっかりとありながらも、それだけではなく、甘味が感じられるにんにくなのであった。凄いなあ、青森産。やはりこれからは食料自給率が低い我が国ではあるけれども、国内産を中心に消費していくべきなのだろうか。値段がもう少し安くなっていけばなあ・・・。

しかしもしかしたら、人間こういうところからバカみたいに排他的な愛国的感情が生まれてくるのだろうか。それは気をつけていかなければいけない、と単ににんにく一かけながらも深く考えたのであった。Julian Copeの「Jehovahkill」を聴く。これまでデラックスエディションが出ていたのだね・・・。もうこれからさ、最初のリリースの時点でデラックスエディションで出して欲しい、こんな世の中になるのだったら。これは92年リリースの彼の最後のメジャー作品にもう1枚ディスクを追加したものである。勿論リアルタイムで聴いていたのであるが、何故か手放してしまっていたので思わず買いなおして反省しながら聴いているところである。オリジナルではPhase 3までだったのがその当時のボツ音源とかシングルB面とかも合わせて今回のエディションではPhase 6まであるのが泣ける。何だか当時はぶっ飛んだアルバムだなあ、という印象だったのだけれども今聴くと凄く普通にしっくりと響くアルバムなのでびっくりする。物静かなフォーク調ナンバーから明らかに音の位相がおかしいサイケデリックなギターが渦巻くナンバー、打ち込みを使いながらもめっちゃくちゃランダムに切り貼りしたようなナンバーとか、次から次へと何だか不思議な音楽が飛び出してくる。それでも基本となるメロディはポップだし、どこかユーモラスな感じがして、人懐っこいのは凄い。彼岸とこちら側がギリギリのところで繋がっているような音楽なのだけれども、今回のエディションではThe 13th Floor Elevatorsのカヴァーやら、オリジナルにも入っている曲の元々の20分強ヴァージョンまで収録されていて、更に今作の世界を深いところまで突き詰めたものになっている。今では考古学者、ジャーマンロック研究者、日本のサイケロックとかの研究者とかして名を馳せる彼だけれど、もう一度こういうポップフィールドでの挑戦を望みたいところである。