Peek-A-Boo

(2月16日(土)に書いておきながら寝てしまってアップされなかったものを2月17日(日)にアップしております)
明日です!

2008/02/17(SUN) -W- Monthly EVENT "AOBA NU NOISE"@SHAFT OPEN: 19:00~25:00 TICKET: ADV:1500yen(2Drink) / DOOR:2000yen(2Drink)

BAND act: -W- (waikiki champions), runny stools
DJ's: EVOL(LOVE RECORDS),TASHI-ROCK (AFTER DARK),drop (Leaf & Villain),MASAYA OMOTE

何とEVOLの相棒トム氏がダウン!トムファンの皆様申し訳ございませんが、明日はEVOL=tdsgkですのでよろしくお願いいたします。大体9時過ぎにどばーとやる予定です。

何だか最近気取った人が多くて、もっとみんな素直にさあ、人に迷惑をかけないくらいの程度でくだけた物腰で人に接すれば良いのに、とか思うことが多いのであった。

しかもその気取り方が、なんか「気取ってますよ」的な空気を漂わせながら、だからとてもスマートではない。そう、気取るのはまあ良い。良いんだけれども、自然な気取り方でないからどうにも鼻についたりするんだよな、と。

えっと今日は日々の感想でございました。またかよ、と思われるかも知れないがSiouxsie And The Bansheesの「Peepshow」を聴く。ギターに元SpecimenのJon Klein、キーボードとチェロにMarc AlmondのバンドとかThis Mortal Coilにいた、Martin Mccarrickが加入して5人組になった、バンシーズ最終形態の1作目、88年作である。いきなりヒップホップの手法を咀嚼した(スクラッチだのぶっといビートにびびる)ファーストシングルだの、カントリー風味だの、そして相変わらずの重厚なバンドアンサンブルの曲だの、とにかくヴァラエティ豊かな1枚である。かといってとっ散らかってるわけではなく、この時点で十分ベテランバンドだったはずなのにあれもこれもやって、且つ結局バンシーズの音にまとめあげている、という結構凄いアルバムなのである。適当にやってみました、ではなくてそのどれもが完成度が高くて聴き応えがあるのだなあ。メロディの美しさも過去最高だと思うし、またどんなサウンドのナンバーでも見事に歌い上げるSiouxsie女史のヴォーカルがまた潔い。底力のあるバンドの凄さを感じずにはいられない。今聴いても20年前と変わらずに新鮮なのであった。というか最終曲「Rhapsody」の壮大さ、美しさは多分一度聴いたら忘れられない感じなのではないだろうか、と思うのだが。