Getting Over You

tdsgk2008-01-25


次の日曜日です!

2008/01/27(SUN) -W- Monthly EVENT "AOBA NU NOISE"@SHAFT OPEN: 19:00~25:00 TICKET: ADV:1500yen(2Drink) / DOOR:2000yen(2Drink)

GUEST ACT: DJ SHINYA TAKATORI  BAND act: -W- (waikiki champions), runny stools
DJ's: EVOL(LOVE RECORDS),TASHI-ROCK (AFTER DARK),drop (Leaf & Villain), FUTURE

皆様のご来場心よりお待ちしております。

ところで昨日の雪は久々にガツンという感じであった。しかも風が嵐のような風だったので、吹雪ってこういう感じなのか、と思ったりしたのであった。

危うくガードレールに激突、という勢いで滑ったりしたものだが、直前でグリップして危機回避、という経験までさせられてほとほとやんだくなった(仙台弁)ものであるが、そんな雪も1日経ったら日陰の細い道以外には跡形もなくなっている。あんなに凍っていた道もあっという間に普通の道路に戻っていて、一体昨日は何だったんだ・・・、という感じである。

しかしこういう雪、そしてその後の何もなかった感、というものは人生のようなものなのか、と思う。人生というのもやんだくなることばかりであるが、過ぎてみれば何だったんだ・・・、という感じになるものなのだろう。だから辛いことがあっても恋に仕事に一生懸命がんばります!

みたいなまとめにすれば良いのだろうけれども、どうやらこちとらそこまで真っ直ぐな人間な訳ありゃしないので、やっぱりやんだくなるものはやんだくなるものなのだ、そして如何にそれを駆逐するかが大きな問題なのだ、ということを貫きたいものである。それでも駆逐できなかったらやり過ごしてやろうじゃねえか、みたいな勢いがあると良いのだが、それは意外に結構私にはあるようで、あまり気にはしないのだな。執念深く覚えていることは覚えているのだが。

って言うか大体にしてやんだくなること、って私にとっては下らないことが多いので酒飲んで寝て、そして藤原ヒロシの「Nothing Much Better To Do」とか聴いてればやり過ごせたりするのであった。94年リリースのソロアルバムである。私はこのアルバムまで彼のことは「Major Forceからリリースしていたヒップホップの人」、「Sandie And The Sunsetsのレコードで、日本で初めてスクラッチ、しかも縦フェーダーでやった人」という認識だったのである。つまり、彼のファッションリーダー的な面は全く知らなかったのだった。それってどうなんだ、という気がしないでもないのだが、このアルバムは名作なので別に良いだろう。本当に琴線に触れるメロディアスな音楽がギュッと凝縮されていて、ここまで痒いところに手が届いてしまうと逆に違和感を覚える、というくらいに惹きつけられるメロディの連発である。そして全曲英詞であるが(1曲インスト)曲の良さに頼り過ぎない、しっかりとウェットとドライのバランスのとれたガシッとした音作りなので、そこら辺がいまだにこのアルバムが聴いて疲れないし飽きないしいまだに新鮮に響くのである。この後の作品群も好きなのだが、ちょっと甘さが強かったり、ウェットな面が出すぎ、もしくはその逆、という感じだったりするので(注:激しく個人的な意見です)このアルバムの持つ魅力というものが逆に私にとっては貴重なものだったりするのである。というかですね、Terry HallとNeneh Cherryをヴォーカルに起用しているアルバムがダメな悪いわけないのである。