Where The Streets Have No Name


あー今週だ!まずは金曜日。

Harlem Shuffle Vol.5@ Club SHAFT 2007.12.28(Fri)22:00〜 Adv \2000(1D) Door \2500(1D)
Guest DJ:高橋孝博 ( Halfby )
DJs:S☆Guy, Takashi Tamayama, tdsgk, Kenji Maesawa

で、土曜日!

AOBA城炎上@Club SHAFT 2007.12.29 (Sat) 21:00〜 Adv \3000(1D) Door \3500(1D)
GUEST LIVE:イルリメ
BAND: -W-、runny stools、ラファエルクルー他
DJ:DJ CASIN(forest lounge records/gift gimmick), DJ G-CO(gift gimmick), DJ HAMA(banyan pro/gift gimmick), DJ DROP, EVOL

よろしくお願いいたします。AOBA NU NOISE組はDJ DROPとEVOLでございます。

お隣さんが引っ越していってしまったのだった。

昨日外から部屋を見たら最早空っぽで、もうちょっと掃除、程度になっていたのだった。カーテンもない。おそらく1年も住んでいなかっただろうなあ、と思うのだが、思えば前の住人も結構あっさりと出て行ってしまった。

隣の部屋は我がアパート唯一のメゾネットタイプなのだが、やはり住みにくいのだろうか。単純に1階と2階に部屋が分かれている、ってのは素人目には住みにくそうだなあ、とか思うのだがどうなのだろうか。

しかし思えば前の住人は信じられない時間(夜中の3時とか)に洗濯機を回し、階段はドカドカ上り下り、会話は大声で全て喧嘩口調、という男女だったから出て行った時には結構ホッとしたものである。その次のこないだまで住んでいた3人家族は、実に常識的な良い感じの皆さんだったが、お子様が階段をドタバタ上り下り、絶叫、号泣、という何だかハード子アな感じだったのでむむう、と思っていた矢先の退室劇だったので、静かな感じになるかもなあ、と一抹の寂しさと共にちょっとした安堵を覚える私なのであった。

ということで今日はほぼ一日中家にいたのだが、Rilo KileyUnder the BlacklightからDavid TudorMICROPHONE(紙ジャケット仕様)からControled Bleeding(LP×4枚)から湯川潮音雪のワルツからJandekGlad to Get Awayまで、盛り上がりながら聴いていたのだが、はたと思いついた。まさか、これらの音楽のせいで出て行ったわけではないだろうな、と。このような脈絡のない流れに耐えられなかったとか。

否、そういう問題ではない。音量は結構絞っていたのだがうるさくて、何を言っても無駄そうだから、という理由で退去していったのであろうか。

それともこないだ酔っ払って安全地帯の「じれったい」を熱唱(しかもほぼ完コピで)したのがまずかったのだろうか。そんな大声ではなかったが・・・。

いずれにせよ、多分そういう理由ではないにしても音量には気をつけなければなあ、と思いながらU2「The Joshua Tree」のデラックスエディションを聴く。リリース20周年の2枚組の奴である。何かDVD付きは別に良いかな、と思いCD2枚組を購入したのだが、逆に一番半端な存在なのだろうか、ふと考えると。リアルタイムで聴いていたアルバムであるが、こうしてリマスターされて、しかもCDで(我が家にはアナログである)聴くと、ほほうこんな感じでここにもギターが入っていたのか、とか意外に渋くシンセが入ってるんだな、とかまあ、細かいところで新しい発見があって凄く面白い。何かU2の80年代の音源は、何故かどこか音が篭っているような印象が強かったのだが、それは今回リマスターされてもやっぱりそうだったので、こういう芸風だったのだな、と確信した次第である。多分何百回も聴いたアルバムな筈なのに、またしても盛り上がってしまって泣きそうになったりして、うむ、名盤、とか思ったり。問題はディスク2である。シングルB面曲が全部入っているのはまあ良い。当時のU2は7インチでもB面に2曲も入っていて何だか凄いなあ、とか思った記憶が生々しくあるのだが、ここには更にアウトテイク曲とか「Sun City」でBonoがやっていた曲とか入っていてお得である。というか、このアウトテイクの未発表曲が、いやもう全然普通にアルバムに入っていて問題ないでしょ、という曲ばかりで舌を巻く。こういう曲をボツにした上で成り立ったアルバムだったのか、と今更ながらアルバム本体の不気味さに感じ入ったりしたのだった。まあ、この後のバンドの模索のことを考えると、本当の意味で聴き手にとってもバンド自身にとっても重要な意味を持つアルバムだったのだな、と再確認できるのであった。