Revolution Is The Main Trend In The World Today

tdsgk2007-12-10


年末もよろしく!

Harlem Shuffle Vol.5@ Club SHAFT 2007.12.28.(Fri)22:00〜 Adv \2000(1D) Door \2500(1D)
Guest DJ:高橋孝博 ( Halfby )
DJs:Takashi Tamayama, tdsgk, Kenji Maesawa

で、もう一発!

AOBA城炎上@Club SHAFT 2007.12.29 (Sat) 21:00〜 Adv \3000(1D) Door \3500(1D)
GUEST LIVE:イルリメ
BAND: -W-、runny stools、ラファエルクルー他
DJ:DJ CASIN(forest lounge records/gift gimmick), DJ G-CO(gift gimmick), DJ HAMA(banyan pro/gift gimmick), tdsgk

よろしくお願いいたします。

ということで今日は大変に寒く、またどうも体調も優れなかったのでお昼には何か温かい、そしてちょっと穏やかなものを食べたいものだ、と思い天ぷらそばを食べ
「ちょっと待て、何故に貴様のNag3では食い物の話と音楽の話と酒の話ばかりなのだ?それ以外は何故悪口か激昂の記録ばかりなのだ?」
「否、まさにそれが人生というものではないのか!であるからして、このNag3はリアルな生の記録たりえているのだ!」
たのである。

私の生涯に於いて天ぷらそばを食べるだなんて、実に2,3回目くらいのことである。即席めんの後のせサクサクっていう天ぷらそばはよく食べるのだが、もし食べるにしても天ざる、というものである。しかも高いからよっぽどの機会がなければ食べなどしないし。しかし今日は天ぷらそば、というものを食べる意気込み満々なのであったのである、何故だか知らないが。

で、何かあんまり食べなれていないから過剰な期待を持って天ぷらそばを食べたのだが、まあ、こんな感じなのかなあ、という程度の感想であった。多分食べる前の方が「天ぷらそばを食べるぞ!」という気合いと期待でかなりヴォルテージは上がっていたに違いないが、そっちの方が食後よりも盛り上がっていたように思える。

何か、こう、衣がつゆの中に溶け出していくのが、多分天ぷらそばの妙味なのだろうけれども、何か別々の方が良いなあ、天ざるの方が良いなあ、という凄い根本的なところに於ける違和感が全てであってイマイチのめり込めなかったのだった。なんでも通の人は天ざるなぞ邪道の食い物で、温かい天ぷらそばこそが王道なのだ、という感じらしいのだが、そんなこと言っている奴等なぞ犬に喰われちまえってんだ。

しかしまあ、直感に従って行動はしたものの、何だか不本意な結果に終わってしまってちょっと残念である。温かいものを食べられたのは良かったのだが。

Cornelius Cardewの「Four Principles On Ireland And Other Pieces」を聴く。遂に国内盤で紙ジャケで出るなぞとは凄い世の中になったものだなあ、と感慨に耽ったりする。Scratch OrchestraやAMMでの活動で御馴染みの彼のピアノソロアルバムである。もうばっきばきに現代音楽の人で、図形楽譜とかの人なのであるが、このアルバムはとても親しみやすい、トラディショナルナンバーを下敷きにしたメロディの楽曲揃いで実に愛らしい作品である、と思うのだが実は各楽曲が取り上げられているのには大変に政治的な意味が強く、中国の曲が多いのは彼の毛沢東思想への傾倒への表れだったり、アイルランド独立に関しての様々な思いが込められていたり、ということで歌詞はないものの、物凄く政治的な作品なのである。さすがバキバキの共産主義者で、1981年に事故死した際には実は暗殺だった、とかいう説まで出る男は筋が通っていたものである。しかしそういう背景をしっかりと心得て聴いたにしても、とても素直に何度も何度も聴きたくなってしまう、実にシンプルながらも奥の深い、そしてあくまで人懐っこい1974年の作品集なのである。レコードでもCDでも何度も聴いたが、今回のリマスターでまた聴き狂っているのであった。多分思うにこのCrampsレーベルのNova Musichaシリーズで最も聴きやすい音楽であることは間違いないであろう。