To Be Surprised

年末もよろしく!

Harlem Shuffle Vol.5@ Club SHAFT 2007.12.28.(Fri)22:00〜 Adv \2000(1D) Door \2500(1D)
Guest DJ:高橋孝博 ( Halfby )
DJs:Takashi Tamayama, tdsgk, Kenji Maesawa

で、もう一発!

AOBA城炎上@Club SHAFT 2007.12.29 (Sat) 21:00〜 Adv \3000(1D) Door \3500(1D)
GUEST LIVE:イルリメ
BAND: -W-、runny stools、ラファエルクルー他
DJ:DJ CASIN(forest lounge records/gift gimmick), DJ G-CO(gift gimmick), DJ HAMA(banyan pro/gift gimmick), tdsgk

毎週忘年会なそこの貴方貴女もよろしくです。

何だか毎年思っていることなのだが、この季節になると何だかイカした外套が欲しくなるのである。

何だか毎年、この季節にコートやら何やら引っ張り出してくると、私が今着るべきものはここにはないのではないか、という思いが頭を擡げてくるのだから大変だ。そして結局買わずに過ごしてしまったり、とかそういう結果になるのだけれども。

ということで毎年毎年コート探しの旅に出るのであるが、どうもイカしたのに出会えなかったりする。否、正確には出会っているのであるステキなものに。しかしそれらは結果的に値段も結構ファンタスティックな感じで、全く大変なことになっているのでそのままスルー、なのである。

ところでこの間某GAPでダウンコートを見たのだが店員が言うには、「こないだの凄く寒い日にTシャツの上にコレ着て外に出ても、全然寒くなかった」ものらしい。まあ、それだけすんごく暖かい、ということなのであろう。でも逆に言えば中に着るものでの温度調節が難儀である、ということなのではないか。むむう。

最近は薄くてすんごく暖かいコートが多いようであるが、そう、中に着るものでの温度調節が難しいのではないか、と保守的な私としては思ってしまう。確かに中で薄着、という若者が多いのであろうが、どうも私くらいだと中にもある程度着てその上で、という発想になってしまう。何か意識改革でもせねばならぬのだろうか。

しかしやはり軽くて暖かいコートは良いなあ、と思うのだが大抵それらは高価である。なかなか手が出ない。やはり今年も重くて暖かいコートを着ていく羽目になってしまうのであろうか。なかなか私のお洒落計画も難航しそうである。

Sondre Lercheの手がけた「Dan In Real Life」というサントラを聴く。映画自体のことは全くよくわからないのだが、このアルバムは純然たる新作ではないものの、彼のアルバムと考えて全く問題がないであろう。思えば洒落たジャズ風の落ち着いたアルバムからエネルギッシュなロックンロールアルバムまでサラリとやってしまう彼であるからここでのヴァラエティに富んだ楽曲群は全く不思議ではないのだが、それにしても本当に名曲揃いである。それこそジャズ風ナンバーからエネルギッシュなナンバーまで普通にずらりと並んでいて、なるほど映画のサントラ、というのは凄く良い仕事場だったのかも知れないなあ、と感心する。そして中にはTrash Can Sinatrasでもそんなにしないだろ、くらいのモロにネオアコ(所謂)サウンドの曲まであって、もうたまらない。Elvis Costelloのカヴァーもずっぱまりだし、インストナンバーも良いアクセントになっている。またA Fine Frenzyなるグループの(彼がプロデュースしている)曲もトータルな完成度を崩すこともなく自然に組み込まれているし、このSondre Lercheという男のセンスの良さ、才能の豊かさをまざまざと見せつけられる作品になっている。いや、本当にお若いのに凄い男だなあ、と感心しないでこのアルバムを聴くことはできない筈である。何かどこか良い意味での軽さを感じさせてくれるのが心地よいのである。