I Can't Sing

tdsgk2007-11-21


大慌ての告知です。やば、来週の火曜日だ!

-W- Monthly EVENT  "AOBA NU NOISE"  2007/11/27(tue) SHAFT OPEN: 19:00~25:00 TICKET: ADV:1500yen(2Drink) / DOOR:2000yen(2Drink)

GUEST ACT:DJ ぷりぷり (TOKYO aka ぷりぷりTV) BAND act:-W- (waikiki champions) , runny stools
DJ's:EVOL(LOVE RECORDS), TASHI-ROCK (AFTER DARK), MASAYA OMOTE (SOLNOA), drop (Leaf & Villain)

今回は指令がまだ来ていないのでどんな感じで行くのかは未定ですが、まあ、EVOLはね、こう、『泣いた赤鬼』の青鬼(最近お気に入りの表現)なんでヒドイ道を、茨の道を歩み続けます。よろしくお願いします。

昨夜はハードリカーをキメ、すぐに寝たので更新できませんでした。しかしウコンの力で今日も元気に人間たりえている(頭は痛いが)のは実に素晴らしいことではないか。

しかし素晴らしいといえばこの間ナスとベーコンのトマトソースのパスタを作ろうと、ナスを切ってオリーヴオイルで炒めている時にふと思ったが、思えば2年くらい前にはどうしてもナスが上手く炒められず、なんだか固かったりして悔しい思いをしていたのが嘘の如くに、お気軽に料理しているのである。あんなにナスについて悩んでいたにも関わらず、今では「あ、ナスね、さくっとやっつけちゃおうか」ってな勢いでさっさっと料理している自分には我ながら驚く。

何だかやっぱり習うより慣れよ、というか継続は力なり、というか人間って進歩するものなのだなあ、としみじみ感動したのであった。なんかこう書くとウザイ自画自賛系の文章でアレなのだが、私の場合、スタート地点が限りなく最低に近いところからなので、感動もひとしおなのであった。

しかし感動と言えばTony Kosinecの「Processes」の再CD化も感動である。しかも紙ジャケ。1969年リリースのファーストである。私はカット盤のアナログで持っているのだが、どうにも音が悪く、以前のCD化された際に買い逃していたのでありがたい。さて、彼と言えば名盤の誉高いセカンドバッド・ガール・ソングスは皆大好きなものの、このファーストが好きな人はいないのかも知れない、というくらい評判が悪い。ライナー書いてる渚十吾も大嫌いなようでけちょんけちょんである。でも、ちょっと待って欲しい。そんなに悪いアルバムか?確かに後の作品に比べればオーヴァープロデュース気味かも知れない。エフェクトもストリングスもホーンもオルガンもガンガンである。でもそれが果たして彼の音楽性を損なっているのだろうか。シンプルな彼の音世界は勿論素晴らしいものであるが、こちらのソフトロック〜ソフトサイケ的な意匠を纏ったファーストも彼の美しいヴォーカルに、メロディ、そして何気なく変拍子やら何やらをぶち込んだ、結構尖がった構成、という何ら本質的には変わらぬ音が繰り広げられているのである。逆に結構こってり目のアレンジだからこそ、何度聴いても発見があって面白かったりもするものである。是非ここでこのアルバムの名誉回復を訴えたいところである。死ぬほどリピートして聴いてしまう激名曲「You Got Me Crazy」とか、これアレンジも大アリなんだけどなあ・・・。