Outro

tdsgk2007-10-17

■11月11日 (sun)「nadiff bis presents Ensemble of Rests#4」at せんだいメディアテークオープンスクエア
adv.3000yen/door.3500yen(チケット枚数限定)
14:00 open/15:00 live start
出演:GUTEVOLKLullatone/yumbo & tenniscoats/aaraki (DJ)/TDSGK (DJ)/monogram (VJ)
チケット取扱店(9月10日発売)
ローソンチケット Lコード 23663 nadiff bis(仙台メディアテーク1階)022−265−7571 HMV仙台一番町店 022-213-0321 火星の庭  022-716-5335 GANJABHANGAH 022-722-3727 store15nov  022-221-5763 ミュージック昭和(山形) 023-641-2923 action time vision(盛岡) 019-651-5485

よろしくです!

しかし何だかこう、最近、パッとしないのだ。何がある、何があった、というわけではなく、何かこう、ドラスティックな気持ちの変化が欲しいところなのである。

遂に私もこういう何だかつまらんことを言うようになってしまったのか、と自分でもちょいと嫌なのだが、何かこう、上手く表現できないのであるが、シャキッとしなければいけないのではないか、と思ったりもたまにするのであった。


かと言って生活を変える、とか仕事を変える、とかそういう感じのことではなく、何と言うか気持ちの変化が欲しいところだったりする。

ということでタトゥーでも入れるべきなのか、と最近思ったりしているのだがそれは若干危険過ぎるのではないか、という思いも同時にある。一応社会人であるからにして、なかなか市民権を得ていないようなものの方向に走るのはちょっとな、という思いと、いやいやそんなんじゃあダメじゃ、入れるべきだ、とかいう声が2つ聞こえたりするのであった。あ、目立たないところに入れる、とか。

まあ、実現までには至らないであろうが、何か概念的にはかなり惹かれるものがある。ほら、Marc Almondはタペストリーのように覚えておきたい出来事があったらある度にタトゥーを入れるというし(結構タトゥーだらけなんだよな、彼は)、Henry RollinsもEinsturzende Neubautenのマークをタトゥーで入れてからポジティヴになって人生変わった、とか言ってたし。Matthew Sweetだってラムちゃん刺青でまずは話題になったりしたわけだし。

なんか極端な例しか思い浮かばないのだが、しかし日本ではなかなか認知されにくいように思えるから、上記海外の方々のようにはいかないかも知れない。しかしもしかしたらいつの日か私もEinsturzende Neubautenのマークをこっそり入れたりするかも知れないし、もしかしたらMotorheadのジャケットの顔とかを入れるかも知れないし。

と変な妄想をしていたら何か気分も変わってきたので、実際入れるまでもなくタトゥーには何かパワーがあるのだろうか、と妄想も甚だしいのは若干お疲れだからである。ということでCaetano Velosoの「Multishow Ao Vivo Ce」を聴く。これはこの間の異常にソリッドなロックンロールアルバム「Ce」のリリース後に行われたライヴの模様を収めたライヴ盤である。って今年の6月のライヴ録音なのにもう出てしまった、というBφowyの「Last Gigs」ばりのスピードリリースであろう。上記のスタジオ最新作「Ce」Ceが極々シンプルでソリッドなバンドアンサンブルで快調に、そして過激に飛ばす作品だったので充分生々しかったのであるが、4人編成のバンドで録音されたこのライヴ盤も、完璧なまでのバンドアンサンブルで、スタジオ盤以上に生々しく進行していくアルバムなので、何だか驚愕である。そして旧曲もこのソリッドな、若々しいバンド編成で演奏されるものだから、興奮させられる。素直に、かっこいいなあ・・・、と呟きたくなるアルバムである。で、そんなソリッドなサウンドながらもやっぱり64歳当時(今は65歳らしい)Caetano氏のふくよかで、甘味を湛えたヴォーカルが一番の聴き所であるのには変わりはない。逆にこういうソリッドなバッキングだからこそ、彼の声自体の豊かさがビンビンに伝わってくるのであった。しかし何度聴いてもこのエネルギッシュさには舌を巻かざるを得ないなあ・・・。