Can't Find The Way

 -W- Monthly EVENT  "AOBA NU NOISE"@SHAFT  

2007/09/25(tue) 19:00~25:00 TICKET: 1500yen(2drink込)

BAND act: -W-, runny stools
DJ's :EVOL(LOVE RECORDS), TASHI-ROCK (AFTER DARK), MASAYA OMOTE (SOLNOA), JAZZ MASTER T (幸せ家族研究所)

よろしくです!何でももうお一方、ドラムンベースDJの方も入るみたいです。EVOL、浮くなあ・・・。いやいや、そんなことハナっから百も承知!ということでお待ちしております。

さて、今日は一日店長をやったわけですが様々なお客様、というか友達がいらしてくれて非常に嬉しかったです。どうもありがとうございました!本当に皆、渋いところ聴いてるなあ、としみじみ思いました。ちょっと感動しました。しかしネットが発達して、店も対面販売のみならず、見えないお客さんの相手も必要で、そんで見えないが故に色々気を使うものなのだなあ、と自分が働いていた頃との時代の違いを痛感したものでした。良い経験でした。ネット販売であれ、対面販売であれ、やはり大事なのはちょっとした一言とか心配りなんだろうなあ、何よりも印象が大事だものなあ、と本当に基本的な、それこそ正論すぎるようなことを認識した1日でした。

とくにその後夕食を食べた寿司屋での板前さんの、もしかしたらそういう顔なのかも知れないのですが仏頂面見てその思いを新たにした次第でした。お寿司は美味しかったのですが、どうも何か気に障ることを私共したかしら、とちょっと気にしてしまったりして。

と今日は丁寧語で責めるNag3ですがMary Gauthierの「Between Daylight And Dark」を聴いています。Joe Henryの新作マイナスBill Frisellという面子で製作されており、当然ながら彼のプロデュース、彼の作品にゲスト参加していたVan Dyke ParksとかLoudon Wainwrightもしっかり参加しています。Joe Henryのプロデュース、というのは結構Steve Albiniに姿勢が近い、というか基本的にボタン押し係みたいなものらしいのですが、それでもしっかりと、私たちがAlbiniの音だなーと認識できるのと同様に、Joe Henryの音なんだな、と認識できるのでした。スタジオライヴ状態で録音されたらしいですが、まあ良い具合な空気感をしっかり捕らえている音です。で、結構アメリカーナ周辺(って何だかよくわかりませんが)では元々評価の高かった彼女のヴォーカルも、渋いのです。Lucinda Williamsのようなど迫力までは至っていないのですが、彼女に通じる落ち着きがあります。そして半分しゃべっているような、そういう歌い方が実に落ち着きまくったバックとマッチして、いやー嫌いな人いるのかな、とか大きく出たい気になったりします。しかも半分しゃべっている、と言っても実に自然な感じでフラットに歌っているような感じなので、こちらに伝わる情感は何割増しかになっているのです。歌詞もノスタルジックだったり、寂寥感溢れる感じだったり、とシンガーソングライター物はかくあって欲しい、と思わざるを得ない傑作。