Protect Me You

何か私がお盆休みになってから、こちらのNag3もグダグダな更新になってしまって申しわけございません。まあ、お盆休み、ということでひとつ大目に見ていただきたい。

まあ、端的に言えば飲みすぎているのでなかなか更新のファイトがなかったり、ということなのである。しかも自宅でガンガンに飲んでしまったりしていたのだった。我が家で忘れ去られていたもらい物の焼酎が発見されて、嬉しくてロックでガンガンに飲んでいたら、後半には最早ロックとは思えないくらいなみなみとグラスに注いでいて、しかもほぼ秒殺に近い勢いでグラスを空けていたら案の定次の日はグダグダになっていたり、という何とも堕落しきった生活になっていたりしたのだった。ボトルの半分以上を1人で一晩で空けていて、これはヤバイ、のではないかと。気をつけたいところである。

ところがそんなグダグダな日に仙台では37度なんて記録したらしく。この汗が止まらないのは飲みすぎなんだろうか、なんともだるいのは飲みすぎなんだろうか、とか思って過ごしていたのだがそれはどうやら誰もがそうだったらしく、決して前夜の焼酎のせい(だけ)ではなかったようでホッとしたような、何と言うか、な不思議な気持ちになったりしたのであった。

我が家にはクーラーもあるのだが、何か昼間っからつけるのは贅沢なような、というか何故か知らないが負けたような気がするのでなるべくつけず、扇風機と窓全開、という戦法で暑さと斗っているのであるが、昨日はそんな状態だったから最早動く気力もなく、ぐったりと汗も流れるままに、半死半生の状態でいたのであった。しかし夜には飲みに出かけたりしていたので、何のために生きているのか、何のために暑さを乗り越えているのか、それは酒のためである、とかダメダメな結論に達しそうな日であった。

しかし今日からはシャンとする、と決意したのであるがやはり今日も暑くて何だかグダっとなりそうな予感がしていてまた斗いの日であることに変わりはない。62年前の昨日にはひとつの大きな戦争が終わったわけであるが、小さなレヴェルでの戦争はまだまだ続くのであった。ということで斗いに勝つためにもSonic Youthの「Confusion Is Sex」を聴く。セカンドにあたる作品にその後のEPを追加したものである。まさにタイトル通り、混沌とした作品だなあ、と今にして思う。多分彼らのSY名義の作品としては一番グシャっとした作品なのではないだろうか。この後の「Bad Moon Rising」やら「EVOL」やら「Sister」あたりもまあまあ混沌とした空気は残っているものの、最も濃密に混沌としたアルバムである。何か曲の輪郭とかはおぼろげながら分かるのだが、そこに出入りする音の激しさがその混乱に拍車をかけているのである。しかしよくあるただただグシャっとしたアルバムになっていないのは、不思議とスピード感がバシバシにあるからである。全ての音がひゅんひゅんと飛び交っているような、そういう画が見えたりするのだから何だか不思議である。しかしふと思えばこの時期のドラムスのJimは今ではNick Caveのバックでドラムスを叩いているわけで、色々とつながるものなのだなあ、としみじみ思ったりする。