Love Is Here Where I Live

おお告知も久々だなあ。

【AOBA NU NOISE】2007.07.31 ( Tue )19:00〜 @SHAFT
ADV \1500(2D)DOOR \2000(2D)
BAND/-W-、runny stools
DJ/EVOL (LOVE RECORDS)、TASHI-ROCK.Jr (AFTER DARK)、MASAYA OMOTE (SOLNOA)

ということで7月最終日に、平日のお楽しみイヴェントがあります!詳細は未定ですが是非7月を締めくくりに遊びに来てください。そしてEVOLに於ける我が相棒トム氏は出られるのだろうか!?

そして非常に気乗りのしない用件で月曜日から金曜日にかけて山に行かざるをえないのでNag3の更新がその間ストップするかと思います。楽しみに読んでくださっている奇特な皆様には申し訳ございませんが、ご了承ください。というか寧ろ外圧をかけて山行きをストップさせてください。もしくは念を送って山を噴火させるとか。ちなみに私は3ヶ月くらい前から念を送り続けております。電波が入れば更新しますが。

さて、クジ運というものは果たして存在するのであろうか。宝くじに於いては私は全くクジ運がない、と言っても過言ではないので、そんなものはない、と言い切りたい気満々なのであるが、なかなかそうとも言い切れない事態が最近起きているのである。あ、宝くじではない。

セヴンイレヴンで700円以上購入するとクジがひけるのであるが、ここ最近3回連続で当たりまくっていて恐ろしい。ビール2本にタンブラー1個いただいてしまった。これは凄いね、と自分でも驚くのであるが、喜んでばかりもいられない。もしかしたら私はここ一番の時に発揮すべきクジ運というものをここで使い切っているような気がしてならない。

でももしかしたらこれはクジのみならず、人生全般に於いて、ここぞ、という時に決まらず、いやー別にこういう時でなくても・・・、という時に決まったり、とかということは意外に私の人生多いのかも知れない。そう考えると、なかなか思い通りにいかないものが人生であるが、それを縮図として表しているものが、クジ、というものなのか。

まあ、ビールが当たったのは大いに喜ばしいことではあるのだけれども、できればドカンと・・・、と欲深いうちはダメなのだろうか。この世の欲とおさらばしたような、無我の境地に至ってからではないと何事も成就させることはできないのだろうか。本当になかなか上手くいかないものである、人生って奴は。

Everything But The Girlの「Idlewild」を聴く。88年発表の4枚目のアルバムである。前作では豪華なオーケストレーションが舞い踊り、華やかな世界が繰り広げられていたが、一転してこの作品はドラムマシーンとほぼ2人のみ、というシンプルな作品に仕上がっている。最初聴いた時は何か地味な作品だなあ、とか思ったのだが久々に聴いてみたら凄くしっくりと来るアルバムに感じられて驚いた。まあ、そりゃ中坊にはわからなかったかも知れないのである。何か凄く面取りされたような音の印象が強いのだが、それ以上に隙間感が実に素晴らしい。どの曲もたっぷりとスペースを取って各音が配置されていて、涼しげなアルバムである。メロディもどこか淡々としているが、実に染みるのであった。華やかさはないが、その分じんわりとこちらに迫ってくるメロディアスな楽曲ばかりである。BenのヴォーカルもTraceyのヴォーカルも実に落ち着いていて、穏やかで優しげである。この後、この作品からも微妙に感じられるAOR路線へと歩みを進めて、挙句にドンベーにハウス、と音楽的な旅を決して落ち着かせることのなかった2人であるが、意外に分岐点になったのは、シンプル極まりないこの作品だったのかも知れないなあ、と今更考察を加えてみたりした。何か落ち着くところに全てが落ち着いているような、そんなアルバムである。