夜明けのパライゾ
来週月曜日です!
-W- Monthly EVENT "AOBA NU NOISE" 2007/04/23(mon) @SHAFT(http://clubshaft.com) OPEN: 19:00~25:00 DOOR: 1000yen(1drink込)
BAND act
-W- , runny stools
DJ's
EVOL(LOVE RECORDS), TASHI-ROCK (AFTER DARK), MASAYA OMOTE (SOLNOA)
今回はDJにAfter Darkのkaaaaaanji氏も参加。平日、しかも週の初っ端から濃いな・・・。よろしくお願いします。何かければ良いんでしょうかねえ・・・。
電気カミソリの頭の部分、つまり皮膚に直接当たる部分に穴が空いていたのであった。
あれはそう、月曜日の朝のことである。いつものようにヒゲをそっていたらいててててててて、とまるでThe Mothers Of Inventionのジャケのような感じ(このジャケの男は笑っているが私は痛くて泣いた)になってしまったのであった。
よく見れば電気カミソリが上記のような状態になっていた。じゃあ普通のカミソリで剃れば良いではないですか、というのは実に凡人の考えである、と糾弾させていただきたい。私のヒゲは毛穴の間隔が広く、且つふにゃふにゃの気合い入ってない毛なので普通のカミソリではうぶげくらいしか剃れないのである。
早急にカミソリヘッドを買わねば、と思いつつも火曜日から木曜日まで山篭り、金曜日は激務で無理、ということで実に約5日間ヒゲを剃らずにいたのである。こんなに剃らなかったことはないので、さてどんな感じだろうか、George Michaelのようになるのであろうか、はたまたGrindermanのNick Caveのようになるのであろうか、と不安と期待が入り混じった感じでいたのだが。
単にこ汚く、薄く無精ヒゲが生えた程度だったのには落胆した。基本的に私はヒゲが薄いので、いつもはヒゲの手入れが楽でラッキーだなあ、と思っているのだが今回ばかりはもうちょっと何とかならなかったものだろうか、とがっかりしたものであった。
しかしヒゲが生えた状態、って私程度のぼんやりした無精ヒゲだけでも何か口の周りが気になって仕方がなかったのだから、がっつり生やしていらっしゃる方々はどういう心持で過ごしていらっしゃるのだろう、とちょっと思いを馳せてみたりした。慣れみたいなものなのだろうか。何かヒゲにトマトソースとかついてないだろうか、とか気になって仕方がなかった私はまだまだ器の小さい男なのだろうか。
ということで一十三十一の「Girlfriend」を聴く。名前のインパクトはあるので名前だけは知っていたが単なるR&Bみたいな感じだべー、とか思っていたのであった。ところがこのアルバムはなんだかとんでもないことになっている。彼女のヴォーカルは当然のように表情豊かで安定していてとても安心して聴けるのであるが、バックが何か変である。と思ったらAsa-Changがやっているのだね、なるほど。しかしその変な位相の音と電子音とミニマルな感じが彼女のしっかりとしたヴォーカルと見事に絡み合ってちょっとなんだか不思議な世界である。リアルなものとフェイクなものが共存しているような世界、というか何と言うか。より電子系に傾いた最近のEgo-Wrappin'みたいな感触もある。そんでまた音遊びだけに頼りがちなアルバムとかそういうことは全くなく曲もしっかりと美しいので何だか聴き所沢山の贅沢な作品でもある。一十三十一、深いな。