Cabin Fever

今日2つ目。告知です。

-W- Monthly EVENT "AOBA NU NOISE" 2007/04/23(mon) @SHAFThttp://clubshaft.com) OPEN: 19:00~25:00 DOOR: 1000yen(1drink込) 

BAND act
-W- , runny stools
DJ's
EVOL(LOVE RECORDS), TASHI-ROCK (AFTER DARK), MASAYA OMOTE (SOLNOA)

今回もEVOLの相棒トム氏は不参加、うう、寂しい・・・。1人で頑張ります。少なくとも8時くらいまでは仕事してるのでそれ以降の出番でしょう。是非皆さん、平日からいらしてください。ってもう来週の話ではないですか!!

さて、さっきmixiで「MTV ロック検定」なるものをやってみた。その結果「ロックマスター」という称号を得た。別に何ら嬉しくもないが、Coldplayの人の奥さんが女優、って初めて知ったのであった。

履歴書に書けるのだろうか。しかし私が得意とする分野、例えば「The Birthday Partyの前身バンドは?」とか「Prefab SproutのPaddyとWendyの関係は?」とか「This Mortal Coilによってカヴァーされていないのは次のアーティストのうちどれ?」とかいう問題がなかった割には健闘したと思う。

久々にNag3書いてるから勢いあって思わずこんなことまで書いているのだった。Nick Cave And The Bad Seedsの「From Her To Eternity」を聴いている。The Birthday Party解散後、自らの名を冠したバンドのデビュー作である。実は『King Ink』という彼の詩集を最近読んでいたので盛り上がってしまったのであった。勿論今の、成熟した、しかし時に熱いヴォーカリスト、という立ち位置とは思いっきり異なる荒削りな吼え、囁き、呟きが満載のアルバムである。しかし、それでもしかし、自分の声をどう扱って曲を構成するか、ということはしっかりとわかっているような、そういう気はビンビンに満ちている。メロディアス、という言葉がしっくり当てはまるような曲はないが、それでもやはりここに収められた、ブルーズの重苦しい部分を拡大して作り出されたような楽曲は魅力的である。ちなみにバックでは最早効果音担当みたいなギターにBlixa Bargeldがおり、荒れている。しかしベースの
Barry AdamsonとMick Harveyがしっかりと曲を引っ張って行っているので何ら問題はない。寧ろスリリングである。表面的には今のNick Caveの世界とは違う感じもするかも知れないが、デビューアルバムの1曲目をLeonard Cohenの「Avalanche」で始める男だから、やはり何も変わってはいないのであるなあ、と再認識。と言うかまずジャケが素晴らしいではないですか。