あの女の音量

告知です。月に一度のお楽しみ!

-W- Monthly EVENT "AOBA NU NOISE" 2007/03/27(tue) @SHAFThttp://clubshaft.com) OPEN: 19:00~25:00 DOOR: 1000yen(1drink込) 

BAND act
-W- , runny stools
DJ's
EVOL(LOVE RECORDS), TASHI-ROCK (AFTER DARK), MASAYA OMOTE (SOLNOA)

今回は-W-の音源発売もあるそうですので、皆様こぞってお越しください。また、前回は不慮の事故により私1人でしたが、今回はEVOLは2人組でやります。本領発揮となるか!?

とか言いながら、年度末でせわしい日々である。せわしいだけならまだしも何だか気持ちに余裕がなく、塞ぎこみがちになってしまうのは大いに困りものだ。やはり物理的にせわしいと精神的にもせわしくなってしまうから、早いとこ切り抜けたいものである。

しかしそんな、なんだかなあ、な日々をブチ破るブツがはるばるドイツからやってきた。ボックスセット×3、という強烈な(強烈に重かった。重量盤が13枚送られてきたわけであるから)ブツが。しかも何とオリジナルの2WAYのバッグ(プリント入り)とオリジナルのTシャツ(プリント入り。でかい)という予想外のサプライズおまけまでついて!!

こういうちょっとした嬉しい心遣いによって、人間の心というものはちょっと安らぐものなのだなあ、としみじみ実感した次第である。まあ、問題はそのブツがMBとCassettencombinatとBroken Flagのボックスだ、ということぐらいか。しかも実は上記のバッグとTシャツはWhitehouseやらConsumer Electornicsなどのハーシュなノイズで御馴染みの件のBroken Flagのプリント入り、だということもよく考えれば問題なのだが、実際心が安らいだのは否定できないのである。

やっぱり大丈夫なんだろか、自分・・・。BORISの「あくまのうた」を聴く。Sunn O)))との共演をはじめ、最近でも様々なコラボレーションなど、活発な活動の彼等の2003年作品である。私の場合「Pink」PINKの方から聴き始めてしまったのだが、こちらの「あくま〜」もやはり、まず口をついて出てくるのは、「かっこいい・・・」というどうしようもない意見なのである。基本的に大文字ボリスの際にはハードロックのりの激烈なギターリフが全体をリードし、そこにいまいち聴き取りが難しい日本語ヴォーカルが乗っかる、という世界なのであるが、まず別に意図して爆音で聴こうとしなくても爆音になっている激烈な音圧に圧倒される。そして曲のアグレッシヴさが実にハンパない。こちらの眠っている凶暴さを目覚めさせるような、そんな危険なハードなロックンロールである。ゆらゆら帝国の激烈なドライヴィン地獄が懐かしく感じられる今日この頃であるから、こちらのBORISにそれを無意識のうちに求めているのだろうか。潤滑な人間関係のためにも夜には部屋で聴かない方が良い、そういう心遣いも試されたりするのだった。