Together Again

-W- Monthly EVENT "AOBA NU NOISE" 2007/02/26(mon) @SHAFThttp://clubshaft.com) OPEN: 19:00~25:00 DOOR: 1000yen(1drink込) 

BAND act
-W- , runny stools
DJ's
EVOL(LOVE RECORDS), TASHI-ROCK (AFTER DARK), MASAYA OMOTE (SOLNOA)

<お詫び>今回は大事件が発生して、その結果EVOLは私1人の参戦となります。相棒トム氏ファンの皆様申し訳ございません。ただその分私が70分くらいすることになりますので、申し訳ない気持ちで一杯です。是非遊びにいらしてください。

最近、羊の形の抱き枕を貰った。別に何かを抱いて寝る習慣のない私としては実に戸惑いを覚えたプレゼントであるが、とりあえず家に持ち帰ってじっくりと眺めてみたら。

よく見れば抱き枕にしては小さい、ソフトなクッションのようなものなのだが、こいつがうっとりと寝ている表情をしていて、実に可愛い。手触りも実に良い。さっそく一緒に寝てみた。あああああああああああ、これは気持ちよい、とか言っている間に熟睡していた。

32歳男性、羊の抱き枕で轟沈である。これで良いのか自分。まあ良いだろう。こんなこともあるさ、人生。しかし問題は、そいつのうっとりとした寝顔を眺めていると全く眠くないときにでも、たとえ昼間でも、さっき起きたばっかりの朝でも、何故か猛烈に眠気に襲われて・・・。

これは何か陰謀のプレゼントなのか、私の社会性を悉く奪うための、という疑念すら湧いてくる危険な抱き枕である。こうして書いている傍らにもその羊がいてですね、ええ、夕食前なのにもう眠気が・・・。

最近グダグダな日々を送る私はEmmylou Harrisの「Heartaches & Highways」というベスト盤を聴いている。デビュー間もないGram Parsonsとのデュエットから始まって彼女のこれまでのキャリアをざっと振り返ることのできるコンピである。実は私の父も母も彼女のファンであって、無意識のうちに大体の曲は聴かされていた。自発的に「Wrecking Ball」以降を聴き始めた私であるが、それとて何故か知らないが買って聴いていたようなものであって、やはり幼少の頃からの刷り込みというものは大変大きいものである。これをお読みのお父さんお母さん、お子様に聴かせる音楽には気を遣うべきである(Swell MapsとかAlternative TVとか2 Live CrewとかThe Undertonesを聴かせるのは正しい例)。ということで意識的に初期の曲も聴いてみようということで聴いているのだが、見事に全曲知っている。否、正確には新曲1曲以外全て知っていた。恐ろしい。それにしても音楽性が上記の「Wrecking Ball」以降、Daniel LanoisとかMalcom Burnとかのプロデュースによって変わった、という風に解釈される彼女であるが、その実何も変わっちゃいないのだな、ということを痛感させられる。要は「モロ」なカントリー臭さが表面には出てこなくなっただけであって、節回しやら何やらは全く変わっていない。彼女の場合、他人の曲を取り上げる機会が多いのだが、たとえ他人の曲であれオリジナルであれ、しっかりとEmmylou節のようなものが刻み込まれているから、一貫性があるのだなあ、としみじみと感じたりした。普通にJoni Mitchell級の域には達していると思うのだが。