Come Talk To Me

告知です。

-W- Monthly EVENT "AOBA NU NOISE" 2007/02/26(mon) @SHAFThttp://clubshaft.com) OPEN: 19:00~25:00 DOOR: 1000yen(1drink込) 

BAND act
-W- , runny stools
DJ's
EVOL(LOVE RECORDS), TASHI-ROCK (AFTER DARK), MASAYA OMOTE (SOLNOA)

今回は月曜日ですので皆様ご注意を。そしていつも私はやり逃げ状態で申し訳なかったのですが、今回は長居する予定です。是非皆さん乾杯しましょう(私はソフトドリンク)!よろしくお願いいたします。私はいつもダンスミュージックしかかけないので、今回もその予定です(注:広義のダンスミュージック)。

イボコロリの絆創膏タイプを足の裏に貼るようになってもう2週間くらい経つだろうか。3日間くらい貼っておいてそれを剥がして、足の裏の皮を剥くのが最近の生きる悦びになっている(暗い)。

これを剥がして剥くのは注意書きに書いてあるように「痛くない程度に」剥くのがポイントなのである。しかし、どうしてもついつい止まらなくなり、いつも鋭い痛みが走ってそこでやめる、ということになってしまう。毎回である。だから多分剥かなくて良いところまで剥いてしまっているのではないか、と思うのだが徐々にイボは消えつつあるので多分効果はあるのだろう。しかし止まらなくなって痛みを感じるまで剥いてしまう、というのはいかがなものか。

しかしこの例のようになんか最近極端だ。先日もきゅうりとカリフラワーのピクルス(ケンタロウレシピ)を作るにあたって、きゅうりを麺棒で叩いて割っていたら、これまた止まらなくなり、一部粉々になるまで叩いてしまった。足の裏の皮といいきゅうりといい、どうしたのだ自分。何か破壊衝動に駆られているのだろうか、無意識のうちに。そのうち無意識に盗んだバイクで走り出したり、無意識に夜の校舎窓ガラス壊して歩いたりしてしまうのではないだろうか、と不安である。

まあ、意識的にはね、色々破壊したいものは沢山ありますよ。でもそれは主に形ないものなんですけどね、とやっぱり破壊衝動あるじゃん、と気づいてしまったところでPeter Gabrielの「Us」を聴く。1992年のアルバムである。これは日本盤に1曲ボートラが追加されたことでアーティスト本人からクレームが付いた、ということで日本盤ボートラ文化に警鐘を鳴らしたことでも御馴染みかと思うが、そんなことを覚えている方は少ないと思う。サントラを除けば6枚目のソロアルバムで、Daniel Lanoisのプロデュースである。86年の「So」に於けるポップ化(まあ今思うとそんなに激変したわけではないのだが)と大ヒットの後の作品ということでかなり力が入ったアルバムである。以前からアフリカ音楽などを積極的に取り入れてきた彼であるが、今作でもその傾向は変わらず、アフリカのドラム隊とかをループさせたり、そういう面でのアプローチはより強化されている。またそのような傾向のみならず全体的にビート面が強化されていて、シングルではHank ShockleeとかMassive Attackにリミックスさせたりしてたのもこの時期である(たとえ今作からの曲でないにしても)。ということでかなり音は厚く、強靭な音楽になっている力作ではあるが、同時にちょっと力入り過ぎかも濃すぎかも、と思えてしまうのがちょっとしたこのアルバムの残念なところであろうか。とは言え、メロディはかなり練られているし、何より彼のヴォーカルがどの時期と比べても非常にソウルフルである。そういう意味ではかなり聴き所満載なわけである。ゲストもSinead O'ConnorとかPeter HammillとかJohn Paul Jonesとかいるし。ただ、隙間なく音が入っていてちょっとてんこ盛り過ぎるのが玉に瑕、なのである。それでも長く聴かれるべきアルバムであることに間違いはないのだが。