Sometimes

ちなみに明日なんですが。

「文化甘党学院卒業式」 〜終わりは始まり〜 @Cafe Sunnydrops 2/3 (SAT) 20時START! 1000yen with 1drink

Live 関 美彦
(ROSE RECORDS)
DJ chiyo chocolat ebisu kishida hiroya zaion marin tdsgk
info.cafe SUNNYDROPS
(022)221-1646

今日は両目の瞼が痙攣しておりましたが、よろしくお願いします。

と上記のように、ここ最近瞼が痙攣していることをほんのりと書いているのだが、これってあれですかね、疲れがたまってるんですかね。

とか思っていたのだが、先日知人に話したところ、それは脳外科の分野で云々、とかストレスが原因だと医者に言われ、精神安定剤を処方された、とかそういうなんか滅入る情報がわんさかと私の許容量の少ない脳の中に流れ込んできたので、パニックになってしまった。まあ多分普通にしてれば治るだろう、と思っていた呑気な私ではあるが、そんな重大な話なのかこれは。ちょいとぴくぴくして違和感があるなあ、程度の感覚だったので驚きっちゃあ驚きである。

ところで話は変わるが、ストレスが原因、って言われてもピンとこないのは、あまりにもストレスが原因の事柄が多いからだろうか。なんかここまで「ストレス=悪者」という風になってくると何でもかんでもストレスのせいにしてれば物事上手く運ぶんじゃないか、という思いになってくる。もしかしたら今の世の中に於ける「本当の癒し系」というものは、「あ、ストレスのせいなのね」とストレスのせいにして得られるちょっとした安堵の気持ちのことを考えると、「ストレス」なのかも知れない。つまり「リアル癒し=ストレスという存在」ということである。

皆「ストレス」というものがあるから結構気持ち的に安定して暮らして行けている、というなんとも皮肉な事態があるのかも知れない。現代という時代は複雑である。「Lost In Translation」のサントラを聴く。まあ、『マリー・アントワネット』見たからね、ついつい引っ張り出して聴いているのであった。しかしこのサントラ、US盤のビル・マーレイジャケLost In Translationよりはこの日本盤のスカーレット・ヨハンソンジャケだろう、もっと言えばUS盤アナログのスカーレット・ヨハンソンお尻ジャケだろう、と思うのだがそんな意見は男畜生のものだから気にしなくても良い。蛇足ながらアナログ盤は盤質が非常によろしくない(おそらくセンターホールがずれている)のでジャケに惹かれて買いそうになった男畜生諸君は気をつけた方が良い。まあ、それは置いておいてこちらのサントラは(元Bakuじゃない、もしくはフリージャズじゃない)AirとかRoger Manning Jr.、はっぴいえんどSquarepusherDeath In VegasPhoenixThe Jesus And Mary Chainなどが入っているわけであるが、日本盤ライナーで馬鹿みたいに『cut』編集部の野郎が盛り上がっているようにKevin Shieldsの新曲が数曲入っているのが目玉であろう。まあ、小品ではあるが、中にはヴォーカルナンバーもあり、おお生きていたのか、と当時思った記憶がある。靄の晴れたMBVみたいな曲でなかなかに新鮮である。その他にもソフィア・コッポラ作品の音楽監督としてずっとやっているBrian Ritzell(元Redd Kross)のインストなど、全てがどことなくメランコリックな色合いを帯びて統一されているので、映画抜きにしてもコンピレーションアルバムとして秀逸かと思う。まあ、とは言え「Just Like Honey」を聴くとあのラストシーンが思い出され、うおもう一回見てぇ、という思いが高まるのはほとんど病気か。ちなみにここに収録のKevin Shieldsの新曲を速攻でカヴァーしたヤマジカズヒデという男の業の深さにも思いを馳せるべきである。