Again And Again

ちなみに今週なんですが。

「文化甘党学院卒業式」 〜終わりは始まり〜 @Cafe Sunnydrops 2/3 (SAT) 20時START! 1000yen with 1drink

Live 関 美彦
(ROSE RECORDS)
DJ chiyo chocolat ebisu kishida hiroya zaion marin tdsgk
info.cafe SUNNYDROPS
(022)221-1646

もうすぐクローズのカフェサニードロップスでやらさせていただきます。多分22時あたりから30分くらいですが、最近30分くらいでも楽しくできるようになってきたので、頑張りたいと思います。あ、いらっしゃる際には、なんかめかしこんで来た方が良いようですよ、自分なりの正装とかなんとか。何か上記のようにライヴもありますし、他にも何か色々企画があって、まさにパーティっぽい感じになるようです。空気読んでいきたいところです、自分。しかし、そうか、サニードロップスのDJブースに立つのも最後なのかもなあ、と思うと何か感慨深いものがあります。

そう、サニードロップスには色々お世話になった。企画イヴェントもやったし、色々お招きいただいてはDJをさせてもらったし。また普通にお茶飲みに行ったり、とか色々あの場所での思い出は沢山ある。まあ変に感傷的になるのはアレなので、上記イヴェントのサブタイトル通りの言葉を信じて行きたいところである。

The Bird And The Beeのデビュー盤を聴く。何かリリース前から色々話題になっていたエレポップ男女デュオであるが、そうか、男性の方はLily Allenのプロデューサーなのだね。そして女性ヴォーカリストLittle Featの故Lowell Georgeの娘とな!?で、Blue Noteのサブレーベルからのリリース、とまあ、話題には事欠かないわけである。で、音がつまらなかったら、ああよくある話題先行型のね、ああいう奴ね、みたいに済ませられるのだが、音がまた凄く良いから厄介なのである。エレポップ、と上に書いたが、別に確信犯的な往年のエレポップ、ということではなくエレクトロニクスを多用したポップスを今風にやっている、と考えてもらえば良いか。しかしそこに何故か不思議とCherry RedというかRough Tradeというか、そういう「アノ時代」が感じられるのは、どこか涼しげな、淡々としたような音の佇まい故か。そう、実に風通しが良いのである。昨今のエレクトロニクスを使った新人さんの音楽は、結構過剰な音圧だったり、詰め込みが凄かったり、過激にバウンスするビートだったり、とどっちかと言うと前に前に来る感じなのだけれども、この方々が前にも後に行かず、その場所でしっかりと音を鳴らしているような感じがしてとても心地よい。更にメロディも異常にフックがある、親しみやすいものばかりで一発で耳に入り込んでくる。なんかありそうでなかったような、そんな上質の音楽である。次作も変わらずに進んで欲しいものだ、と早くも次のアルバムにも期待できてしまう、そんなナイスな新人である。