Amazing Grace


R.I.P.





今日は色々なことを書く気持ち、そしてあまり元気な音楽を聴く気持ちにはなれないのだが畠山美由紀の「Live At Gloria Chapel-The Great American Songbook-」を聴いている。これは彼女がカヴァー曲のみ、しかもサブタイトルにあるようにアメリカ人歌手による曲のカヴァーで行ったライヴを収めたライヴ盤である。このカヴァーがまた、詳しくは上のジャケ写をクリックして詳細を見てもらいたいのだが、Todd RundgrenやらJames TaylorCarole KingThe Velvet UndergroundPaul SimonSteely Dan、トラディショナルナンバーなどなど、名曲揃い、しかもああこういう曲こんな風にやってくれたら良いよねぇ、というツボをドキュンと押してくれる素晴らしいライヴ盤である。とくに大胆な解釈を、ということもないのであるが彼女の伸びやかなヴォーカルで歌われれば、それはもう名演であることに間違いはないのである。バックの演奏も非常に手堅く、彼女のヴォーカルと相俟って実に感動的である。まあ、こんな言葉使うのもどうかと思うが、癒される。というか本当に選曲が良く、スタジオ録音でも出してほしいものだ、とリリースから3年くらい経っているにもかかわらず、いまだにそう思っている。そういえばDVDつきだったが実はまだ未見なので、今度見てみたい。