Under Heavy Manners

Harlem Shuffle Vol. 3 2007.1.12.(Fri) @Club SHAFT (Sendai) 21:00〜 \2,500 ( 1 Drink )
〜 「トリプル・トラベル・ツアーズ2006」〜スウェーデン〜韓国と遠回りしていよいよこの冬、東北上陸で〜す 〜

●Guest DJs●
高橋孝博(HALFBY)、森野義貴(HANDSOMEBOY TECHNIQUE)、 松野光紀FREDO)

DJs:tmym, tdsgk, Kenji Maesawa

club shaft:: http://www.clubshaft.com/
SECOND ROYAL RECORDS:: http://www.secondroyal.com/

よろしくです!!

8月のDJ時から棚の外に出っ放しだったレコードをきちんと昨日棚に戻してみた。

まあ、レコード棚はまだまだ余裕があるので何ら問題がないのだが、そのレコードを戻してみて床に目をやれば、何と散らかっている本や雑誌の多いことか。

一応まとめて置いてはあるのだが、如何せんすぐにでもバラバラになりそうである。とりあえずCDやレコードは(当面は)置き場所が確保できているのだから不問に付すとして、これからの我が家の問題は本と雑誌ではないだろうか。

こいつらの何が問題かと言えば、大きさがそれぞれ好き勝手な大きさをしていやがる点である。一番多いのは毎月購読している英雑誌『WIRE』で、これはまあまとめて置けるのであるが、そこにワンオフで買ったりする雑誌、更には文庫本、新刊本、などとくるともう大きさは全く揃わない。そこに止めが『ジャパン・アヴァンギャルド』という天井桟敷やら何やらの演劇のポスターを集めた大型本の存在である。最早全くてんでばらばらでいかんともしがたい。

CDやレコードはまあ、かさばるが大きさが大体揃っているので意外にまとめやすいものである。さて、これらばらんばらんな本を収納できて、且つスリムで背の高い棚なぞどこかにないものだろうか。それとももうここまで来たら本に座るとか、本を床に敷き詰めてその上を歩く、とかそういう抜本的な生活全般の見直しが必要なのであろうか。

とここまで書いて思い出したのだが、実は段ボールに入れて押入れにしまってある本があるのだった。それも2箱くらい。もう打つ手はないのだろうか。その2箱のことは考えないようにしても、それでもなお置き場問題は根深いのであった。

そういえば隣の部屋がまだ空室なのでそこに置こうか、とか頭おかしい考えまでが浮かんでくるようになってしまって、実は相当追い詰められているのではないか、とふと思ったりもするのだが、まあ考えないようにしようではないか。と目をそらしてThe League Of Gentlemenの「God Save The King」を聴く。私はこのRobert Frippというお方には全く思い入れがなくてですね、Sylvian And Fripp程度なのですが、この作品には心底興奮させられた。これは彼が70年代後半から80年代初頭あたりに活動していたバンドの2作品をまとめたものである。これが非常にへヴィ且つアグレッシヴな音楽で凄く格好良い。まあ、考えてみればベースは後のGang Of Fourだし、キーボードはXTC〜Shriekbackだし、ジャケの絵はLemon KittensのDaniel Daxだし、と外堀的に、全くもって私にストレートなわけであるが、いやいやどうして、Fripp御大のギターが実に格好良い。結構周期的なフレーズの連続するミニマル様のナンバーが多いのだが、不思議な陶酔感を齎すのは御大のギターである。David Byrneのヴォーカルが乗っかるダンサブルなナンバーでも、やはり跳ねるリズムの上でへヴィに弾きまくってらっしゃる御大のギターがガンガンに来るわけである。小難しそうな顔をしていても、実は凄くロックンロールな音楽がこの作品なのである。ニューウェーヴ的文脈から聴いても楽しめるはずである、私のように。なるほど「Discipline」の雛形のような作品なのだな、ということでこれからは真面目にプログレッシヴロックとかいう音楽も聴いてみようか、というキッカケにならざるを得ない1枚。