Tout Le Monde - Nag Nag Nag

2006年を締めくくる↓

Harlem Shuffle　Vol.２　2006.12.1.(Fri)@Club SHAFT (Sendai) 21:00〜 \2,000 ( 1 Drink )
●Guest DJ●
鳥井本英樹（SINDBAD)
DJs:tmym, tdsgk, Kenji Maesawa

club shaft:: 　http://www.clubshaft.com/

HIGHCONTRAST:: 　http://www.vividsound.co.jp/highcontrast/

よろしくです！

そして2007年の1発目は↓

Harlem Shuffle Vol. ３　2007.1.12.(Fri) @Club SHAFT (Sendai) 21:00〜 \2,500 ( 1 Drink )
〜「トリプル・トラベル・ツアーズ２００６」〜スウェーデン〜韓国と遠回りしていよいよこの冬、東北上陸で〜す〜
●Guest DJs●
高橋孝博（HALFBY）、森野義貴（HANDSOMEBOY TECHNIQUE）、松野光紀（FREDO)
DJs:tmym, tdsgk, Kenji Maesawa

club shaft:: http://www.clubshaft.com/

SECOND ROYAL RECORDS:: http://www.secondroyal.com/

両方よろしく！！

今日は些か唐突に仕事が休みになったので、某中古盤屋古本屋社長（絶賛骨折中）と共に福島方面のブックオフ巡りに行って来たのだった。

今回は社長厳選の数店のブックオフのみ巡る、というピンポイント作戦だったのだが、まあ、何と言うか、郡山で食べたとんかつが大層美味しかった。食べた店の空気も凄く良かったし、生野菜の量が半端なく、また漬物も美味しくて細かいところまで気が遣われている店だなあ、という印象であった。

あ、まあ、とんかつが裏メインであったので。収穫はさほどでもなかったのだが、Albert Aylerのボックスとかブックオフにあるのはちょっと衝撃だった。あとPearls Before Swineの仕切り板があって、ズラッと4タイトル並んでいたのにはかなり衝撃を受けた。ちなみにもうその店のその仕切り板はなくなっていると思います。あとSPKとWhitehouseを在庫しているブックオフってのもどうかと思った。あとVictor Jaraが「A」のコーナーにあったりDeviantsの紙ジャケが面出しになっていたりしたのにもどうかと思った。

Carla Bruniの「Quelqu'un M'a Dit」を聴く。スーパーモデルの方のシンガーデビューアルバムである。と言うとビシバシの打ち込みでセレブ感バキバキのハイテックな、という感じだろなー、と思う向きもあるかとは思うが、このアルバムはその真逆の音楽性である。基本的にアクースティックギターの弾き語り、もしくはエレクトリックギターがメインになっていて、たまにストリングスや他の楽器が華を添える程度に入る非常にシンプルなアルバムである。そしてしかも大体の曲を作詞・作曲しているわけであって、天は二物を与えたのだなあ、と感心すると同時になんかずるい、という気もする。でもこのアルバムが、実に突っ込みようがないくらいに素晴らしい曲とヴォーカルなわけで、諦めてひれ伏すしかないのかも知れない。何か自宅で録音したデモに近い雰囲気で完成したらしく、音の感じも非常に温かく、またヴォーカルもとても良い具合に生々しくてグッとくる。Gainsbourgの隠れた名曲のカヴァーとかも含めて全体的に、なるほどNorah Jonesを引き合いに出すのもわかるなあ、という音楽である。何かCarlaさんのフランス語の発音が、呟くような、でもしっかり歌っているような、そういう微妙な感じで変に官能的である。