Penny Was A Tomboy

今日です↓!

2006.10.24(tue)@SHAFT "AOBA NU NOISE" OPEN: 19:00~25:00 DOOR: 1000yen(1drink込)
BAND Act:-W-,runny stools
DJ's:EVOL (LoveRecords)
SUPPORT DJ's:KAAAANJI (AFTER DARK),TASHI-ROCK,OMOTE,MAIKOR,Jazzmaster T

今回は、EVOL名義です。

で、勿論こちらも引き続きよろしくお願いします↓。もうじきフライヤーも・・・。

Harlem Shuffle Vol.2 2006.12.1.(Fri)@Club SHAFT (Sendai) 21:00〜 \2,000 ( 1 Drink )

●Guest DJ●
鳥井本英樹(SINDBAD)

DJs:tmym, tdsgk, Kenji Maesawa

club shaft::  http://www.clubshaft.com/
HIGHCONTRAST::  http://www.vividsound.co.jp/highcontrast/

よろしくです!

そういえば、先日8年くらい前の自分の写真を見る機会があったのだった。

何かここ最近「若返った」とか色々言われていた私であるが、その8年前の写真を見て愕然とした。やっぱり8年前の方が若い。

そりゃ当たり前だ、8歳年取ったんだから、とかいう無味乾燥な人間はあまり好きではない。まあね、それはそうである。しかし毎朝歯を磨いたり、顔を洗ったり、寝癖を直したりとかの際に鏡に映る自分の顔を見るわけである。毎日見続けているから自分では気づかないのだけれども、明らかに年は取っているのである。変化していっているのである。

まあ愕然とはしたものの、まあ、そういうことだろうな、と当然のように納得した次第である。ここで女優さんだったり、自分の見かけにとても意識的な方ならば若さを取り戻すべく奮闘なさるのであろうが、それも愚かしいことよのう、と思ってしまう私なのであった。自然の流れに逆らって不自然なことをしても、結局どこかには綻びが現れてくるものである。ならば、変化を受け入れてその上できちんとしないとなあ、と不思議に前向きな気分になったりした私なのであった。病気か、自分。

たまに前向きになったりすると、どうも自分なんかおかしいんじゃないか、とか思ったりしてしまうから、私という人間の後ろ向き加減も根が深いというか何と言うか。まあ、年相応に生きて行こうという決意をした次第である。まだまだ大人気ないが。The King Of Luxembourgの「Sir / Royal Bastard」を聴く。何でもこの度紙ジャケでリリースされるそうで実にめでたい。しかし、elレーベルの再発って、以前のアナログリプレスのときもそうだったがAlwaysはいつまでも再発されぬままなのだなあ、The Underneathとか。まあそれは当然なのか。これは88年のオリジナルアルバムと87年のカヴァーアルバムをカップリングした2 in 1である。紙ジャケでは別売りになるようであるが。どこか浮世離れした感じの、掴もうとしてもするりと抜けていってしまうウナギのような、そういう音楽である。かと言って難解な音楽では決してなく、まあどこか変なのではあるけれども、美しいメロディと凝ったアレンジが印象的な実によく仕上がったポップ音楽である。まあ、その掴みどころのなさはちょっとふにゃっとしたルクセンブルグ王のヴォーカルに因るところが大きいとは思う。何か正面から歌うのではなく、斜めで、しかも顎を突き出して、薄ら笑いを浮かべながら歌っているようなヴォーカルである。まあ、王だからそういう態度も仕方がないと言えば仕方がない。でも聴けば聴くほどそのヴォーカルも含めて、KOLのふにゃーとした世界の虜になってしまうのである。ふにゃーとしていてもスリリング、という気持ちの悪い展開は本当に他では類を見ないようなものなのでこの機会にまたKOLブームでもがつんと盛り上がってくれると嬉しい。カヴァー集の方もTV PersonalitiesにPILにThe TurtlesにThe Monkeesに、という支離滅裂な世界で、でも結局KOL世界の音楽になってしまっているのであった。Simon Fisher Turner名義ではインストがほとんどだし、久々に彼の声を聴きたいものである。