Gorgeous

明日です↓!

2006.10.24(tue)@SHAFT "AOBA NU NOISE" OPEN: 19:00~25:00 DOOR: 1000yen(1drink込)
BAND Act:-W-,runny stools
DJ's:EVOL (LoveRecords)
SUPPORT DJ's:KAAAANJI (AFTER DARK),TASHI-ROCK,OMOTE,MAIKOR,Jazzmaster T

今回は、EVOL名義です。

で、勿論こちらも引き続きよろしくお願いします↓。もうじきフライヤーも・・・。

Harlem Shuffle Vol.2 2006.12.1.(Fri)@Club SHAFT (Sendai) 21:00〜 \2,000 ( 1 Drink )

●Guest DJ●
鳥井本英樹(SINDBAD)

DJs:tmym, tdsgk, Kenji Maesawa

club shaft::  http://www.clubshaft.com/
HIGHCONTRAST::  http://www.vividsound.co.jp/highcontrast/

よろしくです!

さて、昨夜は送別会のようなものが催され、久々に会う方々とわいわいとお話して、酒を飲んで、という大層楽しい時間を過ごせることができた。

ということで楽しかったなあ、とか思いつつ眠りに就いたのだが、それほどお酒を飲んでいないにも関わらず変な汗をかいたり、喉がからからに渇いたり、となかなか寝苦しい夜を過ごしてしまった。ということで、何か疲労感漂う寝起きで、挙句の果てには、雨である。雨の月曜日である。そしてこの寒さである。昨夜とのギャップが余りにも激しすぎて、何か訳もなくふさぎこみがちになったとしても当然であろう。

なんだべなあ、とふさぎながらも車に乗り込めば、爆音で音楽が流れるわけである。そうすると、前にも書いたことだがちょっと気分がすっと軽くなるのである。毎度のことながら実に不思議なことである。元気なときにはとくには感じないのだが、こういう何かふさいだ気分のときには強烈に感じられる。

音楽って素晴らしいなあ、という今更な発言など、もうどこでも見られるし、本当に思ってんのかよ、自分こんなにピュアですよ、とかそういうことを表明したいだけなんじゃないのかよ、とか普段なら毒づきたくなる邪悪な私であっても、今日みたいな日はつくづく、素晴らしいなあ助けられるなあ癒されるなあ、とくどいくらいの勢いで書いてみたいところである。

問題は何を聴いていたのか、ということなのであるが。Gene Loves Jezebelの「The House Of Dolls」を聴いていたのだ。これに癒される人間ってのもどうかとは思うのだけれども、実際癒されたんだから仕方がない。87年発表のアルバムである。お化粧系耽美バンドとして一部では人気だった彼らであるが、このアルバムを最後に双子兄弟の兄、マイケルが脱退し、以降弟のジェイ1人をメインにより一層ハードロック色を強めて行ったのである。まあ、このアルバムも初期の何か密室で爆発寸前みたいな、そういう不健康に盛り上がるネオサイケ的な音から、かなり開放的に、ポップに、カラフルになった、ある種の到達点のような作品である。Jimmy Iovineが数曲プロデュースということで結構話題になったと記憶しているが、何せ20年近く前の話だでのう・・・(遠い目)。実はメンバーも後から振り返ってみてあまり気に入っていない、とかそういう主旨の発言をしていたような気がするが、実は名曲揃いなのである。若干気恥ずかしいくらいのリフをきらびやかに奏でるギターにときめくし(元Generation Xのメンバーがいるのだ)、内省的な曲での表情は真骨頂、という感じだし、また居心地が悪い高さの声が癖になる。そしてなによりすっかり骨太になったロックンロールサウンドが実に頼もしい。この後の方向性はちょっとカラフルさが足りなかったかもなあ、という感じである。つまりメンバーのカラフルなルックスに一番見合った音が鳴っている、そういうアルバムである。

まあ、音楽を聴くのは実に個人的な体験なのであるが、私は今日はこのアルバムに助けられたのだった。