Cycle Goddess

Harlem Shuffle Vol.2 2006.12.1.(Fri)@Club SHAFT (Sendai) 21:00〜 \2,000 ( 1 Drink )

●Guest DJ●
鳥井本英樹(SINDBAD)

DJs:tmym, tdsgk, Kenji Maesawa

club shaft::  http://www.clubshaft.com/
HIGHCONTRAST::  http://www.vividsound.co.jp/highcontrast/

よろしくお願いします!!!

しかし北朝鮮という国に言いたいのは、多分皆それぞれ沢山あるだろうけれども、「空気読めよ」ということなのではないだろうか。しかし我々の考える常識的なものとは大分隔たりがあるようなので、真の国際理解というものの壁をまざまざと見せ付けられるような思いである。まあ、一番不安なのはかの国の技術力で核実験なぞ始めてしまうと、本当に信じられないほど汚染が広がってしまうのではないか、ということである。それだけは勘弁してもらいたいものである。

こちとら自分のことで精一杯で生きているのだから、余計なことしないで欲しいものである。これ以上憂うべきことが起きるようではやり切れないのう。

と何かお疲れ気味なのでHigh Riseの「Ⅱ」を聴く。日本が誇る最高のロックンロールトリオの、86年に録音されたセカンドを93年にリマスターしたアルバムである。これはもうお疲れ気分をぶっ飛ばす痛快豪快な爆音ロックンロールである。兎に角ギターが異常にでかい。一聴した感じでは「あーハードロックですね」となっても全くおかしくないのであるが、この過剰なまでのギターの音のでかさに度肝を抜かれること請け合い、である。絶対ドラムスもベースもでっかいはずなのに全てを覆い隠すような勢いで強烈なリフを弾きまくる爆音ギターが暴れまくっている。しかも、驚くべきことに、不思議に小さめな音で聴いても全体の印象が変わらない。つまり、既にギターの音が常軌を逸しているから大勢に影響がない、ということなのである。ある意味奇跡的なバランスである。ヴォーカルは空間を漂うようで、聴こえるのだが何だかわからない、というのも不思議度をより一層高めている。でも、全体としてポップな印象なのは(確かに音の感じは異常であるが)、リフや展開がある意味王道に則ったような、耳にしっくり来るような感じだからか。何か最近頭に来ることとか、嫌なこととか結構あったりしたのだが、それらも関係ない、一種悟りの境地へと導いてくれる、崇高なアルバム。