Two Gongs

告知です!!

Harlem Shuffle Vol.2 2006.12.1.(Fri)@Club SHAFT (Sendai) 21:00〜 \2,000 ( 1 Drink )

●Guest DJ●
鳥井本英樹(SINDBAD)

DJs:tmym, tdsgk, Kenji Maesawa

club shaft::  http://www.clubshaft.com/
HIGHCONTRAST::  http://www.vividsound.co.jp/highcontrast/

ということで金曜日ですが、是非是非!実はこの後にもお楽しみがある予定!しかしその前に、年末の慌しいひと時を是非皆様こちらで。

さて、最近毎日更新、ではないのは夜に力尽きて前後不覚な状態に陥ってしまうからである。お陰でネタをどんどん忘れていく始末である。まあ、多分中には忘れてしまった方が良いようなネタもあるだろう、というかそんなネタばっかだったのであろうが。まあ、覚えていないものは仕方がない。

そう、最近色々忘れがちである。ネタに限らず。今までの人生、手帳なしライフを送ってきていたものである。つまり、スケジュールは何故か完璧に把握して暮らしていたものである。こんなにユルイ人間であるにも関わらず、何故かそこら辺はしっかりと覚えていたのであるが、ここ最近はどうもそのスケジュール管理能力が減退気味で、色々吹っ飛ばしそうになったり、あやうくダブルブッキング、ということも密かに多々あるのだった。

別に以前に比べて予定が増えてきた、ということではなく寧ろその逆である。なのに、何故か覚えきれなくなりつつあるのだ。その他にもふとした局面で言葉が出てこなかったり、ということが如実に増えてきたように感じられる今日この頃である。これは何だ、老化の前倒し進行、が徐々に始まりつつある、ということなのだろうか。

とりあえず今までは三日坊主だった「手帳に予定を書き込む」ということをまあ、来年辺りから始めてみようか、という所存である。それでも多分予想としては三日坊主で最初のうちは終わると思う。間違いない。しかしその後必要に迫られて手帳ライフが軌道に乗り始めるのではないだろうか、という予想である。手帳を使う、ということは新鮮で面白いのだけれども、それは最早私がスケジュールを自力では把握できなくなってしまったことの証でもあるので、ちょいと複雑な心境でもある。

仕事の予定なんかは寧ろ積極的に忘れたい、というか忘れたフリをしたいものであるが。Rhys Chathamの「Two Gongs」を聴く。何か最近こういうのばっかり聴いている人のようになりつつあるが、車の中ではCreationレーベル再評価大会があっつい。あ、これだ、このネタだ1つ忘れていたネタは!!さて他のネタはなんだったかのう、今日の昼には何を食べたかのう・・・。と話がずれた。これは最近一部で(ごく一部で?)あっつい盛り上がりを見せる彼の89年のライヴ音源である。もともとはGlenn Brancaに影響を与えちゃったりしたギタリストなのであるが、同時にMorton Subotonikの元で働いていたりもしたらしく、思いっきり現代音楽の方でもある。ということでこの作品であるが、タイトルどおり2枚のゴング(銅鑼、ですな)を延々鳴らしている作品なのである。約1時間強。うわそれってきっついんじゃねえの、とか思った方々もいらっしゃるかと思うし、私も思った。しかし、RhysさんとYoshimasa Wadaさんが2人で延々銅鑼を鳴らしているだけ、なのだがそこにはしっかりと強弱があり、聴こえないなあ、と思ってもしっかりと物凄く低い音が実は鳴っていたり、もんのすごくうるさく、耳を覆わんばかりの爆音で鳴り響いたり、と全く飽きることはない。そのうちになんか別の音が聴こえてきたりして、軽くトリップ感覚も味わえたりもする。なんか「作曲の意味を覆す」とか評されたらしいのだが、確かにその通りではある。しかしこれはドローン系、と一般的に呼ばれる音楽よりもはるかに過激なドローン作品であり、まさに「音響系」である。実は繊細なマレットワークがあるような、そういう気もするドラ音楽、である。時にハーシュだったりもするし、加工音よりもより過激だったりするから面白いのである。