Weeping Wine

今夜なんですけど。

9月12日(火)@カフェ・サニードロップス 19:00〜

●DJ zaion, tdsgk, kishida, chocolat, marin

☆一般の方は1000円1ドリンク付、餃子フリー!

何か餃子食べ放題でフリーマーケットもあるらしいですよ。まあご飯食べたりフリマ覗きに来てみてはいかがでしょう。

今日は仕事をしていたら突如睡魔に襲われ、パソコンのキーボードを打ちながら寝ていた。恐ろしいことに画面には無数の「uuuuuuuu」という文字が。

当然ながら偶然であるが、まるで私のうめきを指を通して無意識に打ち込んでいたかのようで怖い。「オマエヲノロウ・・・」とか「シネ・・・」とか打ち込んでいなかったから良かったものの、ホラーの世界である。

それより何よりキーボードに涎とか垂らしてダメにしていなくて良かった、とホッとした次第である。最近、以前ほど食後の眠気と苦闘をしてはいないのであるが、突然ガーン、と眠気にさらわれてしまう。これは最早怠惰なのではない、病気なのだ!と広く訴えて私を寝かせて欲しいものである。

最近職場での男性のおやつ、が常識化しているらしいが、是非この際お昼寝もね、一般的なこととして認められる社会を作って行きたいものである。

今日はまだ寝ぼけているのかグダグダだが、Lloyd Coleの「Don't Get Weird On Me, Babe」を聴く。91年リリースのセカンドソロアルバムである。私のアイドルの1人Lloyd Cole氏であるが、このセカンドソロはCDでもしっかりと「Side One」「Side Two」という表記がある。実はこのアルバムは完璧に2つの異なるアプローチで作られているのである。「Side One」はオーケストラをフィーチャーした音作り、「Side Two」ではファーストソロ同様Matthew Sweet, Fred Maher, Robert Quine、という死ぬほど豪華なメンバーを迎えたバンドサウンド、というようになっているのである。まあ、思いっきり賛否両論の「Side One」であったが、今彼のキャリアを振り返ってみると、このアプローチは必要な通過点だったのではないか。「歌い手」としての彼の資質がここで完全に開花したように思えるのである。若しくは資質、というか自覚というか。これ以前のCommotionsとの作品やファーストソロと、サードソロ以降の作品を比較してみると、やはり彼のヴォーカルが実に味わい深くなって、表情豊かになっているのに気づかされる。どんなバックのサウンドにも負けない「歌」というか。たまに驚くほど伸びやかなヴォーカルを聴かせてくれたりするようになったのもこの作品からではないか、と。ということで今でも十分楽しめる作品である。勿論、曲は今まで駄曲などキャリアに於いて1曲も作っていない彼のことなので、全て印象的なフレーズとどこか翳りのあるメロディで全曲聴かせてくれる。まあ、バンドサウンドの「Side Two」はメンバーからして悪いわけないのだけれども。故Robert Quine氏との共作「She's A Girl And I'm A Man」はいつ聴いても泣けるのう。