Leavin' Blues

今日です!↓

野本かりあ at Caramel London Star☆
DATE :2006 8/26(sat)
    19:00start 24:00closed
    at Caramel London Star
PRICE:Door 3,000yen(2drink)
    ADV 2,500yen(2drink) ☆前売りは限定50枚☆

LIVE :野本かりあ (columbia*readymade)
DJ's :野本かりあ,菅井ヒロシ,
   tdsgk,noriconne,geeepang他

昨日は謎の倦怠感(肩が重い、頭が痛い、眠いなどなど)でお休みしてしまいました、というか昨日聴いてあっつく盛り上がったBiff Bang Pow!のファーストとセカンドのカップリングCDがamazonになかった、という事実でかなりテンションが下がったから、という話もある。時代って流れてしまうんだなあ・・・。「在庫切れ」表示すらなかったのは軽く衝撃。

そして今日Melt-Bananaのライヴに行かれる皆々様、私の分も楽しんできてください。悲しみに暮れております。

さて、前回のNag3であーでもないこーでもないとぐだぐだ語ったYo La Tengoの新作を家で聴いていたら、最後の曲でビシバシCDが飛んだ。たまに長尺CDを聴いていると変な音が入ってきたり、飛んだり、ということが我が家ではあるので、そうだなあ、78分収録のCDだもんなあ、と思い、初めてCDのレンズクリーナーを買ってみた。

車のプレイヤーにも使える、とのことで早速買って車内ですぐに封を開け、やってみたら今までエラーが出たり、読み込みに時間がかかったのが嘘のように動いたのでなかなか感動した。

ということで、我が家のCDプレイヤーも18年目ながら初のレンズクリーニングを施し、ついでにディスクもクリーニングしてみたら、Yo La Tengoの新作もきちんとかかった。レコードを聴く際には針を掃除し、盤を綺麗にし、と昔はよくやっていたものだが、そういや最近していない。CDにしろレコードにしろ、聴く際にはソフトもハードも、世話が大切だのう、としみじみ痛感した次第である。

しかし、だ。このレンズクリーナー、CD形状をしていてCDプレイヤーにかけるだけなのだがクリーニングが終了すると「クリーニングが終わったよ」と女の声でこちらに語りかけてくる。その後も「カーオーディオで使用する場合には、必ず車を停止させてからにしてね」とか何とかいろいろ馴れ馴れしく語りかけてくるので、面食らった。ぬおおお俺はおめえと知り合いじゃねえええ、ですますで話せやこらあああああ、と荒れてしまったのだがこれは多分自分が疲れているからであろうか。人によってはこの語り口、声に萌え、となるのであろうか。まさに萌えビジネスなのだろうか。

しかしまあ、そういう萌え狙い、なのかどうかは知らないが、なんかなあ。こういうのに違和感を覚えてしまうのは私が年だからなのだろうか。気にしすぎなのだろうか。逆にこういう場合は丁寧語でちょっと機械的な方が、なんか自分としてはしっくりくるのだが。わたしだけ?

悩みながら、Davy Grahamの「Folk, Blues And Beyond...」を聴く。63年(?)リリースのファースト(実はセカンドらしいが)アルバムである。タイトルが示すとおり、彼の爪弾くアクースティックギターが全編にフィーチャーされ、フォーク、トラッド、ジャズ、ブルーズナンバーを取り上げたりしたアルバムである。一応UKフォーク、トラッドの文脈で語られる人であって、なるほど確かにそういう感じではあるのだが、明らかに「Beyond」なのである。彼の弾くギターは非常に鋭くこちらに突き刺さってくるようにフレーズを奏で、非常にスリリングで、また彼のヴォーカルも素朴ながらもパワフルである。またパーカッション等も入ってかなりスウィングしているし、非常に丁寧な演奏なのに、どこか荒々しい。いわばフォークのパンクロック、みたいななんかそういう印象を覚えるのだな。あまりここら辺の音楽については明るくないのでいまいち言葉が足りないのだが、これは爆音で楽しむべきフォーク音楽、といえるのかもしれない。