Forever J

野本かりあ at Caramel London Star☆
DATE :2006 8/26(sat)
    19:00start 24:00closed
    at Caramel London Star
PRICE:Door 3,000yen(2drink)
    ADV 2,500yen(2drink) ☆前売りは限定50枚☆

LIVE :野本かりあ (columbia*readymade)
DJ's :野本かりあ,菅井ヒロシ,
   tdsgk,noriconne,geeepang他

何でも我が職場では一週間ほどお盆休みにして職場を閉鎖していたら、光熱費が大分削減されたらしい。

そうか。それで大喜びしているのだったら、一週間とか、しかもお盆期間中とか言わずに、毎月3週間くらいずつ閉鎖すれば良いのに。皆にとって幸せなことはそれ以上にはないと思う。

結構経営者向きだな、自分。Terry Hallの「Home」を聴く。今更元The Specials〜Fun Boy Three〜The Colourfield〜Terry, Blair And Anoushka〜Vegasの、とか説明はいらないと思うのだが。94年の、本人名義では最初の作品である。まず彼の顔が好き、且つ声も好き、という私のようなミーハーなファンにはたまらない作品である、ということをまず断言したい。そしてそれ以上におととい触れたIan Broudie氏のプロデュースとか、元Aztec CameraThe SmithsのCraig Gannonとか元Echo And The BunnymenのLes Pattinsonとか元The Icicle Works、The La'sのChris Sharrockだの、といったある意味とんでもなく豪華メンバーによるバックだとか、Nick HeywardとかAndy Partridgeといった豪華な共作陣とか、もう全ての面に於いてある時代のUKロック・ポップスが大好きな人にはますますたまらない作品なのである。The Colourfieldのファーストに近い、バンドサウンドに美メロ、という展開であるが、The Colourfieldに比べると更に落ち着きが感じられ、それと同時に不思議な瑞々しさ、そしてタイトル通り「落ち着く場所」が発見できたという気持ちから来るリラックスした雰囲気も感じられる。そりゃあ、Terryさんのマジ美声ヴォーカルも冴え渡るわけだ。この後同傾向のアルバムをリリースした後に、突如アラブ音楽ユニットを始めてしまった彼であるが、またこの路線に戻ってきて欲しい、と心から願っている人間は私だけではないはずだ。しかしここまで粒揃いな楽曲が揃ったアルバム、というのも奇跡的である。