You Are The Generation That Bought More Shoes And You Get What You Deserve

野本かりあ at Caramel London Star☆
DATE :2006 8/26(sat)
    19:00start 24:00closed
    at Caramel London Star
PRICE:Door 3,000yen(2drink)
    ADV 2,500yen(2drink) ☆前売りは限定50枚☆

LIVE :野本かりあ (columbia*readymade)
DJ's :野本かりあ,菅井ヒロシ,
   tdsgk,noriconne,geeepang他

今週です!

ところで昔「みょうがを食べると馬鹿になる」とかいう話があったが。

最近毎日みょうがを何らかの形で食べている私は果たして大丈夫なのだろうか。美味しいんだよなあ、微妙な苦味と甘味の具合が。

しかし上記の「みょうが食い=馬鹿」説は一体何を根拠に生まれてきたのだろうか。みょうがに激しく憎しみを持つ者による風説の流布なのだろうか。それとも、本当のことだったりとか。それともみょうが食べてばっかりいる馬鹿がいた、とか。

都市伝説、というほどのものではないが、色々噂とか伝説とかは尽きないものである。ま、私はみょうが食べても別に今更、という馬鹿なので大きな影響はないと思われる。

Johnny Boyのアルバムを聴く。ちょいと話題のニューカマー(デビューはちょいと前だが)のファーストである。何かレコード会社と揉めて、やっとこさ出たアルバムらしいが、速攻でブックオフ安売りコーナーで拾い上げたのだった。Manic Street PreachersのJamesが2曲プロデュースを手がけているが、彼が手がけたKylie Minogueの曲をいまだに愛する私としては、その曲と同路線の、渋い21世紀型ウォール・オブ・サウンドサウンドにやられたのであった。しかしこの2人組は絶対良い意味で貧乏性だと思う。まず曲毎のヴァラエティの幅が凄い。上記のような曲もあれば、ヒップホップのり、ギターロックのり、など様々である。そして必ず1曲の中でさえ、怒涛のように色々なリズムパターンがぶち込まれ、様々な効果音やら何やらもてんこ盛り、で過剰なまでの貧乏性ぶりである。そして何故か音のレンジがあまり広くなく、狭い音域にごちゃっとぶち込まれているから、何かあまり高級感はなく、そして一音一音の分離がはっきりしていないため、異常な渾然一体感が楽しめたりもする。決して悪い意味ではなく、ちょっと昔のインディポップみたいな、アイディアぶち込みまくり、しかも低予算、みたいな可愛らしさがある。しかし、どの曲もメロディがあくまでも一級品のポップスとして通用するクオリティなので、疲れずに聴けてしまうのは新鮮。女性ヴォーカルも美声だし、どこか胸を締め付けられるメロディと相俟って、よくわからないがイギリスのポップスだなー、としみじみ感じてしまうのであった。ところでこのぶち込み具合は何かモーニング娘。の「4th いきまっしょい!」に近いな、というかどちらかと言えばメロン記念日のファーストアルバムのようなぶっこまれ具合を感じる。そして一撃必殺のキラーチューンが随所に配置されているところも似ている、というか。メロン記念日の場合は「香水」と「This Is 運命」なわけである。まあ、メロン記念日の話がしたいわけではなく(かなりしたいが)、このJohnny Boy、次作でお金かけることができるようになったら、絶対とんでもないアルバム出すに違いない、と確信できる出来のアルバム。