Crocodile Hand Luggage

野本かりあ at Caramel London Star☆
DATE :2006 8/26(sat)
    19:00start 24:00closed
    at Caramel London Star
PRICE:Door 3,000yen(2drink)
    ADV 2,500yen(2drink) ☆前売りは限定50枚☆

LIVE :野本かりあ (columbia*readymade)
DJ's :野本かりあ,菅井ヒロシ,
   tdsgk,noriconne,geeepang他

ということでご無沙汰しておりました。帰ってまいりました。沼津で超ディープな、店員が宇宙人みたいなおばちゃんで、大ジョッキか小ジョッキしかない店に入りそそくさと退散し、御殿場の灼熱のアウトレットモールで時間を持て余し(私は)、新橋の焼き鳥屋のクオリティに驚愕し、汐留の岡本太郎の壁画に倒れ、新宿でCoilとJac BerrocalとChris And Cosey、という旅をしました。私は何をしていたのだろうか・・・。

そして今日はもう即日常で掃除で汗だくである。この街は涼しいが、それは静岡とか東京とかとの比較であって、アクティヴな動きをするとすぐ汗だくである。蛍光灯を取り替えるだけでも汗だくである。短パンにTシャツ〜上半身裸、というHenry Rolinsのような格好になっても大変に汗が噴出す次第である。

代謝率がどうも下がっては来ていて、さほど「萌えやすい」、違う、「燃えやすい」体質ではなくなりつつあるようなのだが、それにしても大変である。我が家は何故風が抜けぬのか。若干は抜けるが、かなり気温やら湿度やら高いように思える。前にも書いたが1人でいるときにエアコンをつけるのは何か勝負に負けているような気がしてならないので、斗っているのだ。しかし果たして何と?何との勝負を?という疑問も同時に湧いてくるのであるが。

そしてこれから私はカップラーメンを食べようとしているのだが。自分馬鹿なのだろうか。せめて音楽は涼しく、とAfrican Head Chargeの「Environmental Studies」を聴く。On-Uの19番、1982年の作品である。当然ながらSherwoodさんプロデュースで、ドラムにはBruce Smithとか他にもSteve BeresfordとかNick PlytasとかメロディカではPabloさんが、という当時のOn-Uオールスターズに近いメンバーによる作品である。しかしさほど驚愕のぶっ飛びエフェクトとかはなく、非常に淡々とした重心の低い、意外に隙間の多いサウンドなので結構涼しい、と思い込めば思える。メロディカもなんか変調しているが哀愁でたまらぬ。そして何より、African Head Chargeと言えば!のBonjoさんのパーカッションはコロコロパコパコ全編に渡って耳に届いてきて、それが非常に心地よい。それが微妙に加工されたサウンドスケープと相俟って、最早レゲーでも何でもない、まさに激しくオリジナルな世界を構築しているのである。またしてもOn-Uへの思いを掻き立てられる、そんな素敵な1枚、ってめちゃくちゃあっつくなってきてしまった。さてカップラーメンか・・・。もうシャワー浴びるしかないな、これは。もしくは脱出か。エアコン?まあ、最後の手段で・・・。