To Live Is To Fly

"AOBA NU NOISE"

07/25(tue) @SHAFT
19:00〜25:00 1000yen(1d)

BAND act
●-W-(Waikiki Champions)
http://waikiki-champions.hp.infoseek.co.jp/w.shtml
●HIDARITE
●AVA

DJ's
●E-TALKING CREWs
 "KAAAANJI , TASHI-ROCK , MAIKOR"
●EVOL(LOVE RECORDS)

DADA DANCE 2006.8.4.(Fri.)@ADD
2000YEN/2Drink

DJ:AKILLAVENUE
 DOUBLE DEATH AND CLEANING CITY
 SUK"URU
 TEPPEI OMORI

LOUNGE:TDSGK.DOON(DEJAVU)

事故というものは起こりうるものなのである。

思えば追突事故を起こしたのは昨年の4月1日だった。まあ、これくらい大きな事故のみならず日々大小様々な事故の連続と言えよう。

私は耳かきをペン立てに立てているのである。あまり耳の掃除は得手ではないが、たまに止むに止まれず耳の掃除をしたくなるときがある。そのために愛用の耳かきをそこに立てているのである。

今日も出勤前に無性に耳の掃除がしたくなり、ペン立てから耳かきを取り出して掃除を開始した。取れたものをティッシュに取ってみると、なんと真っ黒である。それは明らかに体内から出た物体が黒い、ということではなく、そう、それこそ黒インクのような真っ黒具合であった。

はた、と気づいてペン立てを見れば、一緒に立てていたボールペンがインク漏れを起こしており、底が真っ黒であった。ということは、と慌てて鏡を見れば、耳の腔の辺りがこれまた真っ黒である。出勤前だというのにこんなたわけた耳では人目に触れることも憚られる。

休もうか、と思ったが、幸いにも水性インクだったため、念入りに綿棒やら何やらでクリーニングをすることによって事なきを得た。Elvis CostelloもBilly Braggも"accidents"というものについて歌っていらしたが、確かにそうだのう、と深く納得する日々なのである。

Townes Van Zandtの「Drama Falls Like Teardrops」を聴く。2枚組のベスト盤である。Primal Screamが「Coutry Girl」のカップリングでカヴァーしたりして今や大注目の(嘘である)彼のベストである。私は高校の同級生である歩くノーディレクションホーム、というか歩く戦争の親玉、というか、そういう友人から何度も何度も嫌という程レコメンされていた故に今回amazonしてみた次第である。96年に亡くなっている彼の美味しいとこどり、と考えて良いベスト盤のようである。音楽的にはカントリー〜ブルーグラス〜ブルーズ〜フォーク系、と考えてもよろしい系統の方であるが、何気にヴァラエティに富んでおり、飽きずに聴ける。そして感触が彼の声質のせいもあるが、さらっと聴けるので清々しい、とか書いておいてなんだが、同時にどことなく侘しさ、寂しさ、悲しさが漂う音楽である。メロディも快活なものよりも哀愁のものが多く、そして彼の繊細な神経故の病気〜アルコール〜死、という実生活も考えてみるとどことなく、思わず夜空を見上げたくなるような、そんな勢いがある。時折猛烈なダークさを感じたりもするのである、何かJohnny Cashにも通じるような。まあ、こちらの方が軽やかであるのは間違いないのだけれども。そして聴いていてなんか聴いたことある曲だな、と思っていたら何とTindersticksがシングルでカヴァーしていた曲の原曲が入っていて、ああ聴くべくして聴いたのだなあ自分、と納得。