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そういえば昨日の地方新聞の夕刊を読んでいたら、「ブログ長続きの秘訣」なんてのが載っていて、へえブログって言葉は随分と浸透してきているのう、このまま行くとよくわからず「ブログで米を炊いた」とか「ブログで殴られた」とか「ブログで妊娠した」とか言う人まで出てくるかもね、とか思いつつ読んでいた。

そうしたら、何でも「字ばっかり」で「4行おきにスペースの空かない」ブログは読みづらい、とか書いてあって、はた、と気づいたのだった。このNag3ってもしかして読みにくいですか!?もしかして皆様この四方山話コーナーは全く読んでいないとか!?って言うか今まで気づかなかったの!?と逆に言われてしまいそうな気がしている。

そうか。

それでは。

こんな風に。

改行を多くしたら読みやすいか、と思ってみても私の中で何かが許してくれない。詰めろ詰めろ、と強迫観念のようなものが迫って来る。かと言って画像を多く、とか思っても、何かほしのあきの始球式での画像だのキッコロだのななみちゃんだのの画像しか私のPCには入っておらず、こんなもの貼っても何ら面白くない、ということも判明した。

ということで結局今更変える気もないので、こういうものなんだな、と愛でてやってほしいところである。しかしさほど努力もしていないのに、このNag3は3年半以上も続いている、ってのもある意味不気味である。まあ、面倒だったら止める、という私のような人間が、さほど苦にも思わずにダラダラと続けられている、ってのも奇跡的なのかも知れない。

まあ、ずっとクオリティ低いことには変わりないのであるが。The Wannadiesの「Bagsy Me」を聴く。Primal Screamの「Country Girl」のシングルジャケを眺めていたら突如聴きたくなったのだった。ってこれもう10年前のアルバムなのか・・・。スウェーデンポップのわが国に於ける大ブレイク、という事件も思えば10年以上前にはあったわけだが、この方々はどうもそのムーヴメントとかとはちょっと離れたところで、しかも世界的にブレイクしたような感じがある。映画に使われたり、とか。まあ、何と言っても良いメロディのエネルギッシュな、そしてポップなナンバーばかりだから、それは当然と言えば当然なわけである。もうGreen Dayですか、みたいなナンバーから洒落た気だるいナンバーからシンセの音色が異常に印象的な長尺ナンバーから、どれも曲のクオリティが高いから決してとっ散らかったようには聴こえず、また凄く締まって聴こえるから、このアルバムは大名盤、と断言しても構わないのではないだろうか。でも、(バンド名からしてそうだが)、ちょっとどこかひねくれたような感じがする、実は何を考えているか見えづらい、そういうところも感じられてそれがまた魅力的なのである。とにかく楽しい曲ばっかりだのう、とニコニコしているうちにあっという間に終わってしまう、そんな瞬間的な輝きっぷりも愛おしいアルバムである。