Aurora

tdsgk2006-06-28

「Harlem Shuffle Vol. 1」
2006.7.8 (Sat) @Club SHAFT (Sendai) 21:00〜 \2,000 ( 1 Drink )

Guest DJs:
高橋孝博(HALFBY)/ 森野義貴(HANDSOMEBOY TECHNIQUE)/ 小山内信介(SECOND ROYAL)
http://www.secondroyal.com
DJs:
tmym, tdsgk, YMDMKT

マジで1人でも多くの方々に楽しんでいただきたいです!

暑い。

本当はこの一言で終わりにしても良いくらい頭の中がこの言葉で一杯なのである。まあ、そりゃあ夏至も過ぎたし6月ももうすぐ終わりだし、実にnaturalなことではあるのだが、暑い。

しかし、実は我が家が暑いのではないか、ということに気づきつつある今日この頃である。夜は窓を開けて網戸にして、1階なのでカーテンを閉めているのだが風が、風が・・・、入ってこない。これは暑い。

加えて我が家はオール電化でもあるのだが、電気温水器が洗面所にあり、そこはもう、我が家での呼称が「熱帯」となってしまうほどの暑さでこいつは大変である。エアコンディショナーはあるものの、何と言うか、こんな時期から使うの悔しいではないですか、という変な思いがあるが故にちょいとまだ使いたくないのである。まあ、それで暑い暑い言っているのだから世話ない、と言えばそうなのだけれども。

ということでこれからは当分、自然な感じで暑い時には暑がる、という実にロハスな(違う)生活を送ることになりそうである。何と言うか、こういうのストイックな感じで良いかもなあ、と。何かやせ我慢な感じがぷんぷんするのだが、それはそれ、ということにしておこう。Alva Noto+Ryuichi Sakamotoの「Insen」を聴く。このコラボレーションももう3作出ていて、ツアーにも出るらしいから結構このコンビ、ウマが合うのだろう。今作は2作目にあたり、最初のコラボをより発展させたような、そういう充実感が漂う作品である。基本は「電子音+ピアノ」、という感じでピアノにぴったりと電子音が寄り添いつつ展開していく、非常に「静」的な印象である。しかしこの音の隙間から何とも言えない、色気のようなものが漂ってくるのにはびっくりさせられる。非常にシンプルな音しか鳴っていないのに、異常なまでにふくよかな、そうさのう、アンビエント、なんて言葉使うのも恥ずかしいが、まあそういう音なのである。思えば坂本さんのFenneszとの作品や、映画「Derrida」のサントラなどでのやりたい放題ぶりは、2000年代に入ってからのNoto氏とのコラボから始まったのかもなあ、とか思うとこのコラボレーションの意義深さも自ずと見えてくるような。暑い時はこのコラボ3作をとっかえひっかえ聴いてると部屋の温度が下がった気がするものである、ってあ、エアコン入ってる・・・。