Search And Destroy

tdsgk2006-06-26

「Harlem Shuffle Vol. 1」
2006.7.8 (Sat) @Club SHAFT (Sendai) 21:00〜 \2,000 ( 1 Drink )

Guest DJs:
高橋孝博(HALFBY)/ 森野義貴(HANDSOMEBOY TECHNIQUE)/ 小山内信介(SECOND ROYAL)
http://www.secondroyal.com
DJs:
tmym, tdsgk, YMDMKT

マジで1人でも多くの方々に楽しんでいただきたいです!

さて、平日仕事をしていると、午後は眠くて眠くて頭がガンガンしてきたりして、大層イキが悪くなってしまうのである。

しかしこれが休日だと、たとえどんなにアクティヴに動いたにしても、たとえ例のダメ人間になるソファに身を任せたにしても、決して午後に異常な眠気に襲われることはないのである。不思議だ、人間って実に不思議だ。

これはあれか、よっぽど仕事に向いてない、ってことの証明なのだろうか。身体が必死に抵抗しているのだろうか。そうか、そりゃあしょうがないな、身体が言うことを聞かないのですもの。

と何か合理的な言い訳を考え付いたが、今も最早夕方だと言うのに眠くてしょうがない、って言うかこれは本当に眠気なのだろうか、果たして。もっと根深い何かなのか。最近「顔色が悪い」と言われることが多い私ではあるが、もしや何か・・・?

という不安(&眠気)を払拭するためにIggy And The Stoogesの「Raw Power」を聴く。例のIggy Pop氏本人がリマスター、と言うかリミックスを施したエディションである。私、実はStoogesはやっぱファースト、セカンドだべー、という思いでずっといたのだが、両者ともさんざん聴き倒した今、改めてこのレーベル移籍して、メンバーチェンジして、David Bowieがプロデュースした(してしまった)サードを聴くと、非常に新鮮で盛り上がってしまった次第である。何かファーストやセカンドに比べると深みが足りないのう、とか思っていたのだが、その深みのなさが逆に凶暴なパワーになっていて、それがまたビンビンに響く。加えて原盤にあったギターリフのズレとかちょっと薄かった音も、恐怖のレッドゾーンリマスタリングによって全部修正され、ある意味卑怯ではあるが、完璧なヴァージョンになっているから凄い。兎に角車で聴いていると勝手に爆音になっていて、ギターの音やら何やらが全部耳にうるさいくらいの激音量のロックンロールである。ということでStoogesを今楽しむにはサードから聴いてファーストへ、そしてセカンドを聴いたらまたサードへ、という道のりを経ると3倍くらい楽しめる、ということをここで提唱したいものである。って言うかどの音も厚みがあり過ぎて、ロックンロールの満腹感、胃もたれ感、そして充実感が全て一挙に襲ってくる奇跡のアルバムである。