サマーヌード

tdsgk2006-06-12


今日2つ目。

「Harlem Shuffle Vol. 1」
2006.7.8 (Sat) @Club SHAFT (Sendai) 21:00〜 \2,000 ( 1 Drink )

Guest DJs:
高橋孝博(HALFBY)/ 森野義貴(HANDSOMEBOY TECHNIQUE)/ 小山内信介(SECOND ROYAL)
http://www.secondroyal.com
DJs:
tmym, tdsgk, YMDMKT

よろしくです。

思えばこのNag3は「四方山話+聴いてた音楽の話」という二部構成で続けてきているのだが、果たしてどうなのだろうか、とふと思った。

何かこう、もっとどちらかに絞った方が良いのだろうか、とか。大体下のを読んでも「たこ焼きとPrimal Scream」とかって一体何なんだ、とか思ったりした。ふと冷静になるとそう思ったりしたのだ。

しかし私は何故かこの二部構成、違和感がないのである。何故だ。それは何故だ。

たぶんにそれは「四方山話+音楽=我が日常」ということだからなのではないだろうか。なかなか自分のことについてああだこうだ考察を加えるのは難しいものだが、たぶんそういうことなのだと思う。換言すれば、その2つの要素があって日常なわけであるから、このNag3は私そのものを表現している、ということになってしまいそうな感じなのである。そうか、だから違和感がないのか。しかし。だがしかし。

まずい。これはまずい。日々こんな下らんことと音楽のことばっかり考えている人間だなんて思われたら、どうしよう。食べ物と時代から取り残された音楽群のことばっかりで構成されている人間だと思われたらどうしよう。

と今になって突然焦り始めたのだが、実際そういう人間だから仕方がないのではないか、とはたと気づいた。そうか、しょうがないのだな。こんなところで意地張っても仕方がないしな。自然体が一番だしな。

ということで何かNag3大変革の時到来か、とか思ったがやっぱりいつもの「まいっか」的なアティテュードで丸く収まってしまうのであった。クラムボンの「Lover Album」を聴く。私、実はライヴを2回くらい見ているのだが、そんなに思い入れはなかったりする。メジャーからのセカンドのあたりはかなり好きだったが、それ以降なんとなく聴いてなかったものである。で、何故今作か、と言えばカヴァーアルバムだし、これらの曲群をどう解釈した演奏が収められているのか凄く興味が湧いたのだった。もともと原田郁子嬢のヴォーカルは凄く好きなので楽しみだな、と思ったら原曲を知っていようが知っていまいが、やはりクラムボンの楽曲になっていてとても面白い。それでいてしっかり原曲のフィーリングは残っているから、これは聴き応えがある。Judee Sillとかなるほど、このアルバムからの曲ですか、という驚きとか。The Soft Machineとかなるほど、意外にはまってるな、という発見とか。真心ブラザーズとかなるほど、こんなにゆるくやりますか、というこれまた驚きとか。やはり私が音楽に求める「次何が来るんだろ感」というかワクワク感がばっちりのアルバムで間違いない。多彩なアプローチがまったく支離滅裂になってないところもバンドの底力を感じますな。私のような不真面目なファンでも大満足の楽しい1枚。