High Command

「Harlem Shuffle Vol. 1」
2006.7.8 (Sat) @Club SHAFT (Sendai) 21:00〜 \2,000 ( 1 Drink )

Guest DJs:
高橋孝博(HALFBY)/ 森野義貴(HANDSOMEBOY TECHNIQUE)/ 小山内信介(SECOND ROYAL)
http://www.secondroyal.com
DJs:
Takashi Tamayama, tdsgk, YMDMKT

よろしくです!

最近作る料理作る料理、全て激辛になってしまうのであった。

辛いのは別に嫌いではないが、そして「激」という言葉も大好きであるが(どういうことだかわけわからんが)、「激辛」はちょいとな、という私であるのに、こんにゃくの炒め物を作れば異常にパンチの効いた一品、ペペロンチーノを作れば激辛ペペロンチーノで舌が麻痺、とこれはなんだ。私の舌が辛さに対して軟弱になってしまったのか、それとも知らず知らずのうちに私の激情が油に移って(←何か気持ち悪いが)激辛、とかそういうことなのか。つまりは己の身から出た錆、ということなのか。

とか思いつつふと台所で、上記料理に必ず投入する唐辛子を見たら、それは唐辛子ではなく鷹の爪なのであった。そうか、唐辛子が切れたのでいつの間にか唐辛子の容器に鷹の爪が代用として入っていたのに気づかずに使っていたから激辛、なんだな、というオチなのであった。

しかし唐辛子と同じようなもんだべー、とか思っていた鷹の爪はこんなにも辛味があるとは。初心者なのでまだまだ新しい発見で一杯なのであった。

今日も今日とて激辛ペペロンチーノを作りつつ、Earthの「Pentastar: In The Style Of Demons」を聴いていた。これも激辛の一因か?96年、Sub Popからのアルバムである。最新作では異常に突き抜けたインストを聴かせてくれた彼らだが、このアルバムではまだきちんと重厚な、メタリックなリフが全体を支配する、重厚な音を聴かせてくれる。申し訳程度にヴォーカルが添えられているのがどこか微笑ましいが、そんな微笑もリフで一刀両断される、そういう強力な音、である。しかし、単なる重厚なリフで押し通すバンド、でないことはこのアルバムに突如入ってくるピアノ1本のナンバーからも明らかで、嵐の前の静けさ、というかこれ以降の道のりを考えると意外にある時期の終焉を示すアルバムなのかも知れない。とかまあ難しいことは言わずにこの思いベースとギターリフのアンサンブルに泣くのが正しいのかも知れない。ただ、ここ最近のストーナー勢の元祖といわれる彼らだが、圧倒的にEarthの諸作品の方が聴きやすいように思う。Jimi Hendrixのカヴァー入り。