The Coast

今日2つ目。そして急遽参戦決定!!明日のことなんですけども↓

2006/05/30(tue) @SHAFT

  • W- MONTHLY EVENT

"AOBA NU NOISE" + "DEMO Release !!"
BAND act
HAPPY FAMILY LABOLATLY , -W- , runny stools(追加出演決定!)
DJ's
E-TALKING CREWs
"KAAAANJI , TASHI-ROCK"
EVOL(LOVE RECORDS)
Adv 1000yen + 1drink500yen Open 19:00~25:00

えっと、EVOL(LOVE RECORDS)チームの1人として30分くらい、Love Records在庫からセレクトしてCDJすることになりました。オープン時間から来た方が良いですぜ旦那!

ということでRoddy Frameの「Western Skies」を聴く。ソロ名義では3枚目かあ。前作「Surf」はほぼ弾き語りのアルバムだったが、聴けば聴くほど味の出るアルバムだった。今作はドラムスやマンドリンやらベースやらも入っているが、ノリとしては前作に近い、というか前作よりも更に地味な渋い落ち着いたアクースティックギター中心のアルバムである。マイナーコードの曲多いし。ど、どうしたのだ、と思わず心配になってしまうのだが、こういう面も悪くはない。90年にAztec Cameraで「Stray」を出したときも、な、なんじゃこの地味な展開は、と数曲でのけぞった記憶があるが、今回のアルバムはその色が強いので最早のけぞることもできない。しかしそれでつまらんアルバムかと言えば、これがまた、聴けば聴くほど染みるアルバムなのである。何かあっさりしすぎかのう、とか思うことは思うのだが、美しいメロディは健在だし、そしてやはり彼は1曲はどっかん、と凄い、必殺の抜けるような曲をアルバムに入れてくるから、ずっとここまで着いてきたわけである。今作にも悶死ナンバーあり。新しいファン層には、まずAztec Cameraから聴いた方が良いですよ、と言う感じであるが、Aztec Cameraも聴いたし、好きだな、という方には是非こちらも、というおススメの仕方をしたくなる、愛すべきアルバムである。しかしジャケは老けたが声は全く変わらない、って凄いな。