Dogs Of Lust

2006.05.27.sat @ CLUB SHAFT『スリーピース vol.1』PM 10:00 start /1,500yen(w/1drink)
☆楽しいディスクジョッキーの仲間たち
HAMA (GIFT GIMMICK)<楽しいHIP HOPとファンキーミュージック>
MASAMI (crispy , !?どっちがDOCCHI!?)<楽しいJAZZとソウルミュージック>
若王子 (ACT THE FOOL , 若王子プロダクション)<楽しいHOUSEと渋谷系ミュージック>
☆楽しいゲスト・ディスクジョッキーのお友だち
bop-gun (SUPER GOOD , GROOVE TRAIN)<3-pieceからの指令:ファンク及びJB禁止>
GASPIN' (DEJAVU SOUND CREW)<3-pieceからの指令:ハウス禁止>
☆楽しいライブ 〜 史上最低完成度対決
※ どっちらちんオーケストラ from !?どっちがDOCCHI!? (Unlimited Freak Out Sound)
   [ ちんくん(DJ) / とりやまくん(Vocal) / まさみくん(Produce) / and more? ]
※ はつ恋 (200% Discharged Soul Music)
   [ tdsgk(sticks) / 若王子(scum) / HAMA(scratch) ]
☆その他、お楽しみジャンケン大会等イベントあり☆

そう言えばこの間、初めてロト6なる宝くじを買ってみたのだった。ちょうど小銭に余裕があり、それでもし見事当たったら儲けモノだなあ、という気楽な感じで買ってみたのだった。

簡単さを売りにしている宝くじである。好きな数字を6個選んで以上、である。それが毎週抽選される、ということでなかなかお手軽なのかな、とか思っていたのだ。ところが。

6個数字を選ぶ、ってのはこの上なく難しいのである。否、選ぶことは簡単であるが、それは大体3個くらいまでで、それを超えると最早どの数字を選んで良いのかわからなくなる。コンピューターで自動的に選んでもらう、という方法もあるのだが、それは何か己の運命を他人に委ねるようでいまいち気乗りがしないから、自分で選んでやる!と私なぞはなってしまうのであった。

だんだん、「うわこの4個目の数字とかかなり思いつくままに選んでみたけど、この適当な具合で外してしまったらどうしよう」とかそういう訳分からない不安が襲ってきて、かなり精神的に参る。一応2口選んでみたのだが、かなり疲弊してしまった次第である。来週も買ってみようと思うのだが、今度は事前に6個、数字を考えてから臨みたいところである。まあ、今回はビギナーズラック狙い、ということで。

そう言えばドリームジャンボも今日から発売になったようである。一発逆転を狙いたいところであるが、どうなのかなあ。そろそろ何らかの形で当たらないと、辻褄が合わないような気がしてきたのだが。当たれ、宝くじ!である、正に。

という感じでThe Theの「Dusk」を聴く。93年の初頭にリリースされたアルバムである。「Burning Blue Soul」も含めれば5枚目のアルバムか。これの前の作品である「Mind Bomb」でとにかく私の中では大ブレイクしたんだなあ。多分世界的にもそうであろう。Johnny Marrが正式メンバーで加入したわけであるから。このアルバムもその「Mind Bomb」と同じメンバーで作られているが、こちらの方が聴きやすい。というか、これまでの作品にもあったメランコリックな側面が実弟の死なども経て大爆発した、非常に切なくなるようなアルバムである。私の周囲でも結構このアルバムに慰められたりした、という経験を持つ人が多いように感じられるが、全くもって頷ける話である。しかしこのアルバム、何が良いかと言えば決して後ろ向きなメランコリーではなく、最終的に前向きな力へと昇華させるような、そういうパワーが感じられるところであろう。音楽的にもかねてからポップなメロディ作りには定評のあったThe Theであるが、このアルバムでもそこはしっかりと押さえられている。そして「Infected」とか「Mind Bomb」に見られた鋭く社会を批判する歌詞は、どんどん内的なものに変わってこのアルバムになったのだと思われる。つまりある種の完成形と言っても過言ではないのかも知れない。実際メンバーが変わってこの後にリリースされた2枚のアルバムは勿論悪いわけはないのだが、ちょっと求心力が落ちてしまったような、そういう印象を受けたりもした。とかまあ色々難しいことは良いから素直に聴いて、ラストで大号泣、というのが正しい聴き方なのかも知れない。ちなみに私はThe Theの作品ではまず、Matt Johnsonの生々しい声が大々的に耳に飛び込んでくる、そういう潔さが好きなのであった。

そっかこのジャケは再発の奴か。