Mario's Cafe

2006.05.27.sat @ CLUB SHAFT『スリーピース vol.1』PM 10:00 start /1,500yen(w/1drink)
☆楽しいディスクジョッキーの仲間たち
HAMA (GIFT GIMMICK)<楽しいHIP HOPとファンキーミュージック>
MASAMI (crispy , !?どっちがDOCCHI!?)<楽しいJAZZとソウルミュージック>
若王子 (ACT THE FOOL , 若王子プロダクション)<楽しいHOUSEと渋谷系ミュージック>
☆楽しいゲスト・ディスクジョッキーのお友だち
bop-gun (SUPER GOOD , GROOVE TRAIN)<3-pieceからの指令:ファンク及びJB禁止>
GASPIN' (DEJAVU SOUND CREW)<3-pieceからの指令:ハウス禁止>

☆楽しいライブ 〜 史上最低完成度対決
※ どっちらちんオーケストラ from !?どっちがDOCCHI!? (Unlimited Freak Out Sound)
   [ ちんくん(DJ) / とりやまくん(Vocal) / まさみくん(Produce) / and more? ]
※ はつ恋 (200% Discharged Soul Music)
   [ tdsgk(sticks) / 若王子(scum) / HAMA(scratch) ]

☆その他、お楽しみジャンケン大会等イベントあり☆

さてこうも天気が悪いと、どうにこうにも気が滅入る。とくに何があった、というわけではないのだけれども、長い人生、些細なことが気になることもあるのだ。

都合よく人は人生は長い、とか短い、とか使い分けするものなのだなあ、とふと思いながら進めていくが、まあ、それは良い。何かほんのちょっとした気になることがあったとしても天気が良いと、まあそんなことあるよな、で済ませられるのだが、天気が悪く、且つちょいと時間があったりするとすぐに内省モードに突入して、微妙に落ち気味になってしまうからコトだ。

まあ、私の落ちる、というのは多分一般の方々の通常、くらいのモンだろう、とタカをくくっているのだが、ちょっと天気が悪いと何か重くなってしまっていかん。加えて何度もここに記しているが足首の鈍痛もアピールしていて、これまたコトである。

まあ、天気のせいでいちいちこうなっていては持たないのだが、たまにはこういうときもあるのだ。あ、そっか、やっぱり5月病?今更?

Saint Etienneの「So Tough」を聴く。93年のセカンドである。部屋のCD棚を整理していたら首尾よく発見されたので聴く。この時期彼らはノリノリだったなあ、と感慨に耽ること間違いなしの大傑作である。ファーストも大好きだった。ただ、結構矛盾するようだが「散漫なトータルアルバム」という感が否めなかったりする。悪いアルバムではないのだが、メロディセンスとか凄く良いのにちょっと生かしきれてない、というか。それに対してこのアルバムは、彼らの才能大爆発である。曲間はほとんどなくつながっているのだが、そのトータル具合のみならず1曲1曲のクオリティが大変高い。また、全体を覆う若干楽天的なムード、そしてそこに潜む寂寥感、みたいなバランスも大層胸に染みるが、ここに来てメロディセンスは大爆発で、しかもインストナンバーやらダビーなナンバーなぞ、数年後のトリップホップブームを先取りしたかのようなファット具合で今聴くと衝撃である。Sarah Cracknell嬢のヴォーカルも無表情一歩手前のクールさながら、とても優しい。ピアノメインの「Hobart Paving」とかいまだに泣ける。今からでも遅くはないので再評価されるべきアルバムだと思うのだが。というか今周囲でSaint Etienneの話してがーんと盛り上がれる方が八戸方面にしかいないのが寂しかったりもする。