In Too Deep

最近しょっぱい日々が続いているのである。

昨夜は、週に一度のお楽しみなはずの「80年代なつかしの洋楽ビデオ」を見ながら寝てしまう。薄れ行く意識の中でDire StraitsとかSimply Redとか・・・。再放送を願うばかり。風呂に入る気力もなく死んだように就寝。

今日は某レコ屋で特権を活かして激安でMeat Beat Manifestoの「Storm The Studio」をゲットはしたものの、12インチ2枚組のうち1枚の端が割れていて針が飛びやがる。で、何ともやり場がない思いを抱えて・・・、口が渇いて・・・、髪を掻き毟り・・・、Gemm.comで同商品を思わず・・・。

そして更に晩飯にほうれん草のナムル丼を作成するにあたり、ほうれん草が家にないので帰宅途中生協に寄ったらなんと家族と買い物に来ていた生徒にばったり・・・。しょっぱい・・・。しょっぱすぎる・・・。

更に更にこのNag3のアフィリエイトのレポートが来たが、マジで雀の涙であった。本当に小ぶりな雀がホロッっと来た、という程度の涙具合であった。私も涙、である。まあ、こんな別に売らんかな、でここで書いているわけでもないし、またそんな大したものについて書いているわけでもないので当然と言えば当然なのだが・・・。

唯一の救いは、件のナムル丼が大層美味しくできたことか。・・・小さな喜びを見つけて日々暮らしていきたいところである。

The Blow Monkeysの「Springtime For The World」を聴く。ほら、こういうのについてばっかり書いているから。これは90年発表のラストアルバムである。世間的には大体「Digging Your Scene」とか「It Doesn't Have To Be This Way」辺りで評価は止まっていると思われる。まあ、それはそうかも知れぬ。このアルバムに関しては私も、まあ、ちょっとわからんな、という感想のまま16年くらい過ごして来たわけである。で、15年ぶりくらいに聴いてみたら。みたらば。これが大名作ではないか!ということに気づいてしまったのである。おそらく当時若僧だった私としては明確なメロがあってDr. Robertが歌って、という世界を期待していたら、何か4つ打ちだのサンプリングだの、そういう感じでインストナンバーもあって、シェブ・ハレドが歌っていて、とかそういうノリに面食らってしまったに違いないのである。それが今では凄く面白く聴こえるのだから歳月というものは人を変えるのである。というか、ここでのビートはどれも当時の空気を反映したグラウンドビート的なものだったり、アシッドハウス的4つ打ちだったり、「Apache」使いだったりして、しかしバキバキに今でもクールに通用してしまうところなど、今更ながらこいつらのセンスの良さに感服。って言うかこの魅力を見抜けなかった自分のセンスのなさに軽く凹む。The Style Councilの「Modernism」は幻のアルバムとなってしまったわけであるが、ラストアルバムとはいえこの作品がきちんとリリースされたのは、幸福な出来事だったのかも知れない。アナログが欲しくなってきてしまって困るのだ。

って言うか何、The Blow Monkeysって今ベスト盤以外、ほとんど廃盤かよ!!??