Why Don't You Kill Yourself?

Baby's Got a Gun

そういえば、景気の良い話もテレビの中だけ、もしくは六本木ヒルズの中だけ、になってしまったこんな時代なので当Nag3に於いてもアフィリエイト、なるものを始めていたのだった。すっかりお知らせするのを忘れておりました。

私も詳しくは知らないのだが、要はこのNag3にアップされているCDだの何だのを、偶々買おうかな、アマゾンで買おうかな、とか考えている方がいらっしゃったら、画像をポチっと押してリンクに飛んでいただいて、そしてご購入いただくと、小生にも雀の涙程度ではありますが、紹介料のようなものが入る、という仕組みでございまして、ええ。

大体にしてその紹介料が何%だったかも忘れてしまっているような人間なので、果たして一体どうなのか、と思うのだが、もしも奇特にもここで私があーだこーだ取り上げてはグダグダ言っているようなCDとか本とかを買おう、という方がいらっしゃったら是非利用してくださると、非常に嬉しいものでございます。

ワンクリックで救える命が、というのが以前あったように思いますが、その気持ちで是非。

だとしたらやっぱ20万円とかする家電とか紹介した方が良いのか、と思ったが、当方そういった『暮らしの手帖』的な知識も何も持ち合わせていないので、やっぱムリだわな、ということでThe Only Onesの「Baby's Got A Gun」を聴く。サードアルバムである。先日隣県のブックオフにて格安で購入できたので、喜びを噛み締めながら聴いているのであった。一般的にファースト、しかも「Another Girl, Another Planet」1曲でいいんじゃね、とか言われてしまう彼らではある。確かに「Another Girl〜」は俺の葬式で流して欲しい曲第1位、と言っても全く過言ではないぐらいの名曲であるが、このサードにしてラストの80年リリースのアルバムもとんでもなく名作である。何と言うか初期にあったヒリヒリ感が更にスケールアップ、しかもヒリヒリ感はそのままに余裕がある、という奇跡的にバランスの取れたアルバムである。勿論Peter先生のヘロっとしたヴォーカルはそのまま、よく泣くギターもそのまま、これが英国ロックンロールだよなあ、よくわからんが、という感じの素晴らしくポップな、飽くまで歌メロを引き立たせるようなメロディもそのまま、ということで何か凄くお得な気がするのだった。何気に長尺なあっつい曲もあれば、PenetrationのPaulineとのデュエットを聴かせる、思わずカントリー風、とか言ってしまいたくなるポップな楽曲もあって、聴き所が随所に配置されていて、凄く良い意味で抜け目のないところがまた良いのだった。流石、である。