All Night Long


何だか先週は大変長く感じられたのだった。多分ばたばた、その日その日でいちいち色々確認しつつ過ごしていたからだろうと思う。

私の場合、あっという間だったなー、ってのが常なので、これは珍しい事態と言えよう。若しくは私も遂に限界が低くなってきた、ってことなのだろうか。

まあ、それはともかくそんな一週間を過ごしてきたので、昨夜大酒を飲んだらキまるのも当然なのであった。

しかし本当にいまだにお酒の飲み方が私はわからない。これは何かカウンセリングを受けたり、どこかに通った方が良いのだろうか。

まあ、そこまで大事ではないだろうが。しかし気をつけてもついつい飲みすぎてしまうのはいかがなものか、もしかしたら本当はお酒飲めないのか自分!?

まあ、そんな気だるい日曜日。Peter Murphyのベスト盤を聴いていた。人間、誰でもPeter Murphyが聴きたくなる瞬間というものは絶対ある筈だ。私はそう信じている。私の場合、この4月の頭くらいになると無性に彼のアルバム「Love Hysteria」が聴きたくなってしょうがないのだが今アナログ盤取り出すのが面倒なので、CDでベストを聴いているのだった。こうしてまとめて聴いてみると彼のソロアーティストとしての成長はしっかりとあったのだなあ、と感じさせられる。Bauhaus時代のある意味ギチっとした感じから、良い意味で肩の力が抜けたのかどんどん風通しが良くなり、曲のクオリティも高くなっていき、というのが如実である。彼は自分の声の生かし方を良く知っているのだ。Bauhausの評価に比べると、彼のソロアーティストとしての評価はあまり高くないようであるが、それは至極残念なこと、と言わねばなるまい。いまだに血沸き肉踊る楽曲ばかりで気だるい日曜日の感じが払拭されてきてしまったのだった。もう夜なのだけれども。