Adored And Explored

3月25日(土)にL'enferで「永久音楽激情Vol. 3」開催決定!21時スタート。1000円1ドリンク。DJ陣はid:maco13th, id:spo0n, chunk, mitchel, tdsgk

うわ、来週じゃん!

しかし電波って届くものなのですな。山の麓よりお届けいたします。

「生きる」ということは何なのだろうか。単に心臓が動いている、ということではなく「生きる」ということは何なのだろうか。

もし、「心のバランスを保ちつつ生活をする」ということが「理想的な生き方」だとするのならば、私はAntony And The JohnsonsとNick Cave And The Bad SeedsとMarc Almondとジャリの『超男性』とロートレアモンの『マルドロオルの歌』が必要なのだな、と昨日今日で悟った次第であった。

ってかそうでも考えなきゃやってられんぞゴルァ、と書き始めると荒れるので今日はこの辺にしておこうではないか。Marc Almondの95年作「Fantastic Star」はあまり評判がよろしくないようだが、とても楽しいアルバムなのである。かつてないほどギラギラと輝く(まさにタイトル通り)、突如グラムロックンロールエレポップ(含ユーロビートエナジー)スターとして狂い咲いたMarc先生なのであった。しかしこれ以降メジャーレーベルではなくなり、しかも若干地味目な展開のアルバムが多くなることを考えると何か、ちょっと寂寥感が漂うのだが。このアルバムでは上述のようなギラギラナンバーのオンパレードとピアノ(John Caleが!)を中心にしたしっとりバラード系がかなり無理ある感じで、しかし奇跡的に共存している不思議なアルバムでもある。Sigue Sigue SputnikのNeil Xが大きく関わっていて、彼の才能も改めて感じさせられる。そういやハーモニカでDavid Johansenも参加、と何気に豪華。しかし、やっぱり、彼のこのメロとヴォーカルがあればね、もう何も言うことは・・・、といつもの展開になってしまうから止めておく。ジャケを愛でるべし!