Spooky

今日2つ目。

3月25日(土)にL'enferで「永久音楽激情Vol. 3」開催決定!21時スタート。1000円1ドリンク。DJ陣はid:maco13th, id:spo0n, chunk, mitchel, tdsgk

お願いします。面白くしますので。

さて、「たまに行くならこんな店」というのは古の番組「料理バンザイ」の1コーナーである。「たまにでも行けるかこら」という勢いの高級店(予約は必ず必要)ばっかり紹介されるそういうコーナーだったと記憶している。

私にも「たまに行くならこんな店」がある。ま、中古レコード屋なのであるが。そこは足繁く通い詰めては面白くないであろう店なのである。たまーに、ちょっと2000円くらいは余裕あるな、って時に訪れると面白い店なのである。

ということで突然今日啓示があって、その店に行かねば、となったので行ってみた。相変わらずの品揃え、なのであるが前回来た時とは「自分」が変化しているのである。前回来たのは昨年の12月だったかとは思うが、その時とは見えているものが違うのである。だからこそ「たまに」行くべき店なのである。

ということでメディテーション(そんなもんでもないのだが)しつつ、今回も非常にリーズナブルに素敵なレコードが買えたりして、やっぱり「たまに行くならこんな店」だな、とひとりごちて店を後にしたのだった。

しかし、コメントに「アングラな感じ。暗いです!ヴォーカルも怖い。落ち込みます」とかってのはどうかと思うぞ。売る気はあるのだろうか。Lydia Lunchの「Queen Of Siam」のコメントなのであるが。勿論コメント関係なく、安価だし私はこの間買い逃していたから購入。まあ、確かにコメントも頷けなくはない。寧ろ諸手を挙げて大賛成、ではある。しかしこれ、良いではないですか。この時期のLydiaさんは可愛い。今でこそ化け物のような性獣ぶりを発揮なさっていらっしゃっておっかねえのだが、声もよく聴けばキュート、顔も結構ぽっちゃりしていて愛らしい。そして問題は音楽であるが、ダウナーなキャバレーミュージックのような、サクソフォーンがむせび泣いたりする、意外に音楽的な(これは失礼に当たるな)アルバムなので、嗚呼この「たまに行く」店で巡り合えて良かった、とむせび泣くのであった。必殺の「暗い日曜日」のカヴァーも収録。しかしこんな風に大喜びしている人間がここにいる、ということをコメントを書いた店主の方は想像できたであろうか・・・。

あ、このジャケはリイシューCDのジャケです。